各位 柴田@原研核データセンターです。平成16年度シグマ特別専門委員会・ シグマ研究委員会本委員会議事録を送付いたします。 ==================================================================== 平成16年度シグマ特別専門委員会・シグマ研究委員会本委員会議事録 日 時:2004年7月20日(火)13:30-17:30 場 所:霞山会館「かざん」 出席者:井頭 政之(東工大、主査)、岩村 公道(原研、委員長)、 安藤 良平(東芝、三橋代理)、石橋 健二(九大)、石川 眞(JNC)、 加藤 幾芳(北大)、金井 達明(放医研)、川合 將義(KEK)、 河出 清(名大)、瑞慶覧 篤(日立)、竹田 敏一(阪大)、 田原 義壽(エンジニアリング開発)、中島 健(京大炉)、難波 忠清(核融合研)、 馬場 護(東北大)、平山 英夫(KEK)、本林 透(理研)、村田 勲(阪大)、 山野 直樹(東工大)、吉田 正(武蔵工大)、長谷川 明(原研)、 水本 元治(原研)、佐藤 聡(原研、西谷代理)、片倉 純一(原研)、 柴田 惠一(原研) 幹 事:中川 庸雄(原研) 発表者:深堀 智生(原研) 配付資料 1. 平成15年度シグマ特別専門委員会・シグマ研究委員会本委員会議事録 2. シグマ委員会 運営委員会議事録概要 3. シグマ委員会あり方検討小委員会活動報告 4. 原子力学会核データ・炉物理特別会合 5. 核データ部会の活動状況 6. シグマ委員会人事 7. 国内研究機関の核データ活動(大学関係) 8. JCPRG 2003年活動報告 9. 原研施設における核データ測定 10. サイクル機構における核データ研究活動 11. JENDL High Energy File & JENDL Photonuclear Data File 12. 核データ専門部会の平成15年度活動報告及び16年度計画 13. 炉定数専門部会の平成15年度活動報告と16年度計画 14. 核燃料サイクル専門部会平成15年度活動報告および平成16年度計画 15. 常置グループ活動報告 16. 2003年核データ研究会の報告と2004年核データ研究会の予定 17. 第25回 国際核データ委員会(INDC)会合出席報告 18. OECD/NEA/NSC実行グループ会合(第13回)報告 19. OECD/NEA/NSC第15回会合報告 20. 第16回NEA/NSC核データ評価国際協力ワーキングパーティー会合出席報告 主査、委員長挨拶 シグマ特別専門委員会の井頭主査及びシグマ研究委員会の岩村委員長より開会の挨 拶があった。 議事 1. 報告事項 1.1 運営委員会報告 昨年の本委員会後に開催された運営委員会の議事概要を、配付資料2に基づき柴田委 員が報告した。 1.2 シグマ委員会あり方検討小委員会報告 核データセンター室長に答申された内容を吉田委員が配付資料3に基づき報告した。 これに対し、出席者から答申内容が具体性に欠けるとのコメントがあった。また、答申 内容を公開できるかどうか核データセンターで検討することになった。 1.3 原子力学会関係 (1) 核データ・炉物理特別会合 中川幹事が配付資料4に基づき、原子力学会2003年秋の大会で開催された「核デー タ・炉物理特別会合」について報告した。 (2) 核データ部会 馬場委員が配付資料5に基づき、原子力学会核データ部会の活動について報告した。 1.4 その他 なし 2. シグマ委員会人事 2.1 委員の交代 中川幹事が本委員の交代について配付資料6で報告した。 2.2 主査改選 出席した委員の互選により、16年度、17年度シグマ特別専門委員会主査として井頭 委員が選出された。 3. 国内研究機関の核データ活動 3.1 大学関係 井頭主査が、配付資料7に基づき大学関係の核データ活動について報告した。原子力 学会において、核データ関連の発表件数が減少している。 3.2 日本荷電粒子核反応データグループ 加藤委員が配付資料8に基づき、荷電粒子核反応データグループの活動について報告 した。従来のNRDF、EXFORに関する活動に加えて、荷電粒子入射のCINDA作成の ための活動を開始した。 3.3 原研 深堀専門委員が、配付資料9に基づき原研での核データ測定活動について報告した。 3.4 サイクル機構 石川委員が、配付資料10に基づきサイクル機構での核データ活動について報告した。 3.5 その他 なし 4. 特別報告 深堀専門委員が配付資料11に基づき、15年度末に公開したJENDL高エネルギーフ ァイル及び光核反応データファイルについて講演した。 5. シグマ委員会WGの平成15年度活動報告と16年度計画 5.1 核データ専門部会 柴田専門部会長が配付資料12に基づき、核データ専門部会の以下の4つのWG活動 について報告した。 (1) 高エネルギー核データ評価WG (2) 評価計算支援システムWG (3) FP核データ評価WG (4) 天体核データ評価WG 高エネルギー核データ評価WGの成果である高エネルギーファイル(JENDL High Energy File 2004)、光核反応データファイル(JENDL Photonuclear Data File 2004) は15年度末に公開された。 5.2 炉定数専門部会 山野専門部会長が配付資料13に基づき、炉定数専門部会の以下の4つのWG活動に ついて報告した。 (1) リアクター積分テストWG (2) Shielding積分テストWG (3) 標準炉定数検討WG (4) 中高エネルギー核データ積分テストWG 一部のWGの活動が低下しているとの指摘があり、主査、部会長、事務局でその対 応を検討し、次回運営委員会で報告することにした。 5.3 核燃料サイクル専門部会 片倉専門部会長が配付資料14に基づき、核燃料サイクル専門部会の以下の3つの WG活動について報告した。 (1) 崩壊熱評価WG (2) 核種生成量評価WG (3) 核分裂生成物収率評価WG 核分裂生成物収率については、MOX炉心の出力分布測定の観点から、是非とも見直 してほしいとのコメントがあった。 5.4 常置グループ 中川幹事が配付資料15に基づき、以下の6つの常置グループ活動を報告した。 (1) ENSDFグループ (2) JENDL編集グループ (3) CINDAグループ (4) 医学用原子分子・原子核データグループ (5) 核データニュース編集委員会 (6) HPRLグループ 6. 核データ研究会(2003年の報告と2004年の予定) 田原委員が、2003年の報告及び2004年の予定について配付資料16に基づき説明し た。2004年のプログラムに関しては、産業界からのニーズに根ざしたものにしてほし いとのコメントがあった。2004年プログラムについては、運営委員会MLも用い、引 き続き検討することとした。 7. 核データ関連国際情勢 7.1 国際核データ委員会会合出席報告 長谷川委員が配付資料17に基づき、5月4-7日、IAEA本部(ウィーン)で開催さ れた標記会合の概要を報告した。 7.2 OECD/NEA/NSC実行グループ会合及びOECD/NEA/NSC会合出席報告 長谷川委員が配付資料18,19に基づき、6月9-11日、OECD本部(パリ)で開催さ れた標記会合の概要を報告した。 7.3 OECD/NEA/NSC核データ評価国際協力ワーキングパーティー会合出席報告 片倉委員が配付資料20に基づき、5月25-28日、フランス・エクサンプロバンス市 で開催された標記会合の概要を報告した。 その他 なし