シグマ委員会共分散評価ワーキンググループの議事録(案)をお送りします。 原研核データセンター 柴田 恵一 シグマ委員会共分散評価ワーキンググループ議事録(案) 日 時: 平成8年2月22日(木) 13:30−17:00 場 所: 原研本部 第2会議室 出席者: 神田 幸則(九大)、石川 眞(動燃)、松延 廣幸(住友原子力)、村田 徹 (日本核燃料)、菊池 康之(原研)、中島 豊(原研)、杉本 昌義(原研)、 柴田 恵一(原研) 配付資料 COV95-19 Na-23の非弾性散乱断面積の共分散評価 中島 COV95-20 Fe核データ評価法と共分散評価の現状 柴田 COV95-21 Estimation of Covariance Data for JENDL-3.2 柴田 議 事 1. グループリーダーの交代 グループリーダーが4月から神田委員から柴田委員に交代することになった。 2. 担当者の現状報告 (1) C-12 進捗なし (2) O-16 作業を継続中 (3) Na-23 KALMAN-CASTHYにより非弾性散乱断面積の誤差を推定した。共鳴構 造がある部分は別途考慮する必要あり。 (4) Fe 総合進捗状況の判定 D (5) U-235 河野氏と連絡をとる必要があり。 (6) U-238 前回と同じ。 (7) Pu-239 前回と同じ。 (8) Pu-240 前回と同じ。 (9) Pu-241 前回と同じ。 非分離共鳴の取り扱いについては、菊池委員が瑞慶覧、中川両氏と協議することになっ た。また、遅発中性子関係は片倉氏に依頼した。 3. 問題点の検討 最終結果にカイ自乗を掛けることとし、その結果、誤差が100 %を越えてもデータファ イル上ではそのままの値で与えることにした。100 %を越えた場合の処理はユーザーに 任せることにした。但し、カイ自乗の値はコメントファイル及びレポートに明記しておく 必要がある。 4. PHYSOR96 柴田委員より、9月に水戸で開催されるPHYSOR96で本WGの活動を紹介するabstract を会議事務局に送付した旨の報告があった。本論文は分担して執筆することにした。分担 は以下の通りである。 a) KALMANによるU-238の誤差評価 (神田委員) b) 同時評価 (神田委員) c) GMAによる誤差評価 (柴田、千葉委員) d) 非分離共鳴の取り扱い (菊池委員) e) Pu-240の分離共鳴 (村田委員) 論文全体の構成は柴田委員か考えることとした。また、上記以外の項目でも可能な限り 委員の協力を求めることにした。 5. NEANSC評価国際協力 共分散関係のサブグループを立ち上げることにした。テーマは、U-238及びPu-239の 共分散推定法の検討で、分離・非分離共鳴、核分裂、捕獲、非弾性散乱、(n,2n)及び(n,3n) について考えることにした。 6. 平成8年度の活動方針とメンバー 8年度は、主要核種のファイル完成を目指す。そのために、新たに核データセンターよ り岩本氏をメンバーとして加える。 7. 次回会合 平成8年4月17日(水) 原研東海 .