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シグマ委員会共分散評価ワーキンググループ議事録(案)

日 時:平成8年7月23日(火) 13:30-16:00
場 所:原研東海 研究2棟222号室
出席者:石川 眞(動燃)、神田 幸則(大分高専)、中島 豊、長谷川 明、
    杉本 昌義、千葉 敏、岩本 修、柴田 恵一(原研)

配付資料
COV96-6	共分散処理システムの開発整備について	長谷川
COV96-7	O-16共分散評価の現状	                村田
COV96-8	GMAによる共分散プロット図         	Oh、柴田

議事
1.  共分散処理システムの開発整備について
長谷川委員より配付資料COV96-6に基づいてJENDL-3.2ベースの共分散ファイ
ルの処理システムの整備について説明があった。3年計画でNJOY及びPUFF-2の2
つの処理システムを作る。多群共分散ライブラリーを作成するとともに、ユーティ
リティーコードを整備する。処理の対象となる共分散ファイルはMF31,32,33,34,35
である。

2.  共分散評価の進捗状況
12C  
  (n,p)反応断面積の誤差をGMAにより求めた。
16O
 共鳴幅に3%程度の誤差を仮定して近似的なR行列理論より3 MeV以下の全断面
積及び弾性散乱角度分布P1係数の誤差を求めようとしている。捕獲断面積の誤差推
定を行った。捕獲断面積の誤差及び相関係数の導出法については詳細が不明であり、
後日問い合わせることにした。
23Na  
 進捗なし。
Ti  
 ドシメトリーファイルに必要な反応の評価は終了した。
235U(n,2n), 235U(n,g),239Pu(n,2n), 239Pu(n, g),240Pu(n, g )
 Oh氏がGMAにより誤差の推定を行った。
238U
進捗なし。
3.  PHYSOR96への準備
ポスターの作成は柴田委員に一任する事にした。

4.  その他
● 241Puの共分散評価は岩本氏に担当してもらうことになった。
● 推定した誤差には必ずカイ自乗を掛けることにした。その結果、問題が生じた
  場合はワーキンググループで相談することにした。
● 次回会合には反応毎の進捗状況表を各担当者に提出してもらうことにした。


次回会合
	平成8年10月1日(火) 原研本部


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