シグマ委員会・核データ専門部会 高エネルギー核データ評価WG・PKA/KERMAファイル作成SWG議事録(案) 日 時: 2002年3月4日(月) 13:30-17:00 場 所: 原研東海研 第2研究棟315会議室 出席者:真木(日立)、村田(アイテル)、深堀、有賀(原研)(順不同、敬称略) 配付資料: HE-PKA-01-01:PKA/KERMA関連作業 −レジンの放射線損傷評価−(村田) HE-PKA-01-02:高エネルギー核データ評価WG平成13年度活動報告・14年度活動計画 (運営委員会資料、深堀) 議事: 1.一般報告事項 深堀委員から、ND2001、WPEC会合について報告があった。ND2001の報文集には 375件の論文が掲載予定であり、現在原稿修正中である。報文集発行は4月以降に なる予定である。WPECは本年5月23,24日にGeelにて、モデルコード会合に引き続き 開催予定である。 2.レジンの放射線損傷評価 村田委員より配付資料ECSS-01-01に基づき、レジンは使用済み燃料キャスク中で 中性子遮蔽材として使用されるが、これが中性子による放射線損傷により劣化し、 遮蔽材として機能しなくなる可能性がある。レジン構成元素は、水素、ホウ素、 炭素、窒素、酸素、アルミ等であるが、軽核に対するPKAまたはKERMAが必要となる。 しかし、軽核に関してはJENDL Fusion Fileでも荷電粒子スペクトルが与えられて いないので、計算ができない。対応を検討中である。RADHEATが使えるかも 知れないので、真木委員とデータ交換し、検討を行うこととなった。 3.はじき出しエネルギーのデータベース化 PKA/KERMAファイルをより使い易くするために、はじき出しエネルギーの データベース化を開始することとした。ASTM等から有賀委員を主担当にして、 作成する。 4.平成13年度活動報告・14年度活動計画 深堀委員よりHE-PKA-01-02に基づき、本SWGの平成13年度活動報告・ 14年度活動計画の提案があり、承認された。 5.その他 次回の会合は、未定。