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シグマ研究委員会 ドシメトリ−積分テストWG
議 事 概 要 (案)
開催日時: 平成11年4月27日(火) 13:30〜16:30
場 所 : 原研本部、第3会議室
出席者(順不同・敬称略)
小林捷平、井口哲夫、岩崎 信、島川聡司、関根 隆(青山委員の代理)、
春日井好己(池田委員の代理)、小田野直光、柴田恵一、の各委員
議 事
1.前回(平成11年3月9日)の議事録確認
2.ドシメトリ−シンポジウムの準備状況
小林委員より、1999年9月に大阪で開催される「第10回原子炉ドシメトリ−国際
シンポジウム」の準備状況として、先週その仮プログラム冊子の印刷が仕上がり、
近々これを配布する予定であることの報告があり、そのプログラム概要、参加登録、
ホテル予約等についても説明があった。
3.natTi(n,x)46,47,48Sc 生成断面積について
JENDL/D-91では、natTiの(n,x)生成断面積はそのままJENDL-3デ−タから引用され
ているが、小田野委員より、これとJENDL/D-99に収納されている個々のアイソト−プ
毎の反応デ−タから算出したnatTiのデ−タの比較図が示された。これらについて討
論の結果、JENDL/D-99用のnatTiデ−タとしては後者のデ−タを収納することとなっ
た。また、各反応毎にコバリアンスも準備されており、これも併せて収納することに
なった。
4.JENDL/D-99用の原稿の準備状況について
各委員より、持参したJENDL/D-99用のDraft原稿について順次説明があった。原稿に
使用する単語、呼び名の統一、記載すべきことについて討論を行った。また、図、表
のまとめ方、Draft文等について意見を出し合い、今後の修正に反映させることになっ
た。原稿作成が遅れている部分、一部計算も含め作業が残っている箇所、さらに追
加、修正を要する部分もあったが、これらについてはできるだけ早期に原稿をまとめ
た上で小林委員までe-mailにてDraft原稿を送ることになった。また、今回、本作業グ
ル−プにおいて評価を行った各反応については、それぞれの担当者はその概要をまと
め、小林委員に原稿案を送ることになった。書き方の見本は、JAERI 1325の5ペ−ジ
等の記述を参照にする。
5.その他
ドシメトリ−シンポジウムに本ワ−キンググル−プから寄稿している論「Integral
Assessment of the Revised JENDL Dosimetry File」の口頭発表は、都合により、先
の会合でお願いすることになった岩崎委員に代わって井口委員にお願いすることに
なった。
次回ワ−キンググル−プの開催は、平成11年7月8日(木)を予定。
【配布資料】
DS-196 前回(平成11年3月9日)議事概要
DS-197 JENDL Dosimetry File 99(JENDL/D-99):Compilation of JENDL Dosimetry
File 99(島川、小林)
DS-198 Comparison with IRDF-90V2(柴田)
DS-199 Cf-252及びU-235核分裂スペクトル平均断面積:計算値/実験値比較表
(小林)
DS-200 Integral Test with Fission Neutron Fields(JMTR)(島川)
DS-201 Integral Tests with Fast neutron Fields(井口)
DS-202 Integral Test of JENDL-3 Dosimetry File (JOYO)(青山、関根)
DS-203 Integral Test in DT Fusion Neutron Environment(池田、春日井)
DS-204 Integral Test Using Thick Li(d,n) Neutron Field(岩崎)
DS-205 natTi(n,x)46,47,48Sc 生成断面積について(小田野)