平成14年度核分裂生成物収率評価 WG 会合議事録

1.日時:平成15年3月24日(水)13:30〜17:00
2.場所:原研東海研研究2棟222会議室
3.出席者:岩本(原研)、大澤(近大)、片倉(原研)、篠原(原研)、
      瑞慶覧(日立)、千葉(原研)、西尾(原研))

配付資料
 FY-03-01 平成13年度核分裂生成物収率評価WG議事録(案)
 FY-03-02 「マイナーアクチニド廃棄物核変換のための核分裂収率データ」
       第4回研究調整会合報告
 FY-03-03 A Systematics of Fission Product Mass Yields with 5 Gaussian 
      Functions

議事概要
1.前回議事録の確認
  前回会合の議事録を確認した。

2.「マイナーアクチニド廃棄物核変換のための核分裂収率データ」第4回研究調整会合
  報告
  配付資料 FY-02-01により深堀委員が出席したIAEA での標記会合につき、片倉委員が
 報告した。今回の会合は、CRP最後のものであり、各参加者による核分裂収率計算の比
 較検討が行われた。森山-大西のシステマティックスをベースに原研で作成したシステ
 マティックスも他と比べ遜色ない結果を与えている。

3.今後の活動について
  片倉委員より「IAEAのCRP活動は、一応終了したので、今後は収率データの評価に向
 けて活動を進めたい」との発言があり、今後の活動について議論し、以下の様にするこ
 ととなった。
  ・ 新しいシステマティックスは、ある程度使えそうなので、様々な核分裂に対して
    計算を実施する。
    ・ 実験の評価が難しいが、どのようにするかは、今後検討する。
    ・ 誤差評価をやるには感度係数が必要となるが、ENDF/B-VIの収率データのデータベ
       ースを基に、瑞慶覧委員が検討する。