平成15年度核分裂生成物収率評価 WG 会合議事録(案) 1.日時:平成16年3月5日(金)13:30〜17:00 2.場所:原研東海研研究2棟222会議室 3.出席者:岩本(原研)、親松(愛知淑徳大)、片倉(原研)、篠原(原研)、 瑞慶覧(日立)、 配付資料 FY-04-01 平成14年度核分裂生成物収率評価WG議事録(案) FY-04-02 Preliminary Evaluation of Fission Yield Based on Empirical Formula 議事概要 1.前回議事録の確認 前回会合の議事録を確認した。 2.システマティックスの拡張 配付資料FY-04-02に基づき、瑞慶覧委員が質量分布のみならず、荷電分布、同位体比 等も含めて核分裂収率を計算できるよう拡張した収率計算の結果を報告した。ENDFとの 比較を行い、ある程度使える目処が立っている。 3.今後の進め方について 次期JENDLの検討で指摘された、核分裂収率の評価をどう進めるのかを含め、今後の 活動について議論した。その結果、以下の方向で考えることとなった。 (1)ENDF/B-VIとの比較を進める。このことは、エラーを見つけるのに役に立つ。 (2)誤差評価を検討する。 (3)ENDF/B-VIをベースにJENDL用のものを作成する。ただし、高エネルギー部は、WG活 動で作成したシステマティックスを使うものとする。 (4)EXFORからの実験データを考慮する。 (5)JENDL-4をターゲットに作業を進める。