ENSDFグループ平成16年度第1回会合議事録
日 時 平成17年1月26日 午後1時30分〜4時00分
場 所 原研計算科学技術推進センター 第1小会議室(住友不動産上野ビル8号館7階)
出席者 飯村秀紀(原研),大矢進(新潟大),片倉純一(原研),神戸政秋(武蔵工大) ,
天道芳彦(ペスコ)
オブザーバー:喜多尾憲助(元放医研),田村務(元原研),橋爪朗(元理研)
配布資料:(1) 前回議事録
(2) ENSDFグループ活動報告(案)
(3) Tuliからの電子メール
(4) 127Csの崩壊図式について
議 事:
(1) 前回会合議事録の確認(配布資料(1))
平成16年2月23日に原研東海研で開催された会合の議事録を確認した。
(2) 作業状況の確認
シグマ委運営委員会に提出する活動報告(案)(配布資料(2))により、作業状況
の総括を行った。A=123の評価結果がNucl. Data Sheets 誌で出版され、A=122の評価
結果は、昨年6月にBNLに送られた。またユーザー向けデータの編集作業として、マイ
ナーアクチニドγ線表の作成、WWW用核図表データの更新が行われた。
今後の作業計画については、A=118(神戸)、A=124(喜多尾、飯村)、A=127(橋
爪)及びA=129(天道)の改訂作業を進めることにした。ユーザー向けデータの編集
作業はマイナーアクチニドγ線表の出版、核図表の出版を行う。
以上の作業経過及び計画を、運営委員会に報告することが承認された。
(3) 評価作業の経験交換
喜多尾氏が配布資料(3)に基づいて、内部転換係数の新しい計算コード(BrIcc)等
のBNLからの最近の情報について報告した。また橋爪氏が用意した配付資料(4)等を
中心に、評価作業で遭遇した経験及び改訂作業の進め方について意見交換を行った。
(4) 国際会合への出席
片倉委員が、来る6月にMcMaster大学(加ハミルトン)で開かれる核構造崩壊デー
タ評価者ネットワーク調整会議(NSDD)に出席する予定。
(5) 次回会合:9月頃
以上