Shielding積分テストWG 2004年度 第1回会合 議事録(案) 日 時 :2005年3月23日(水)14:00〜17:30 場 所 :東京工業大学 原子炉工学研究所 北2号館6階会議室 出席者 :長谷川、西谷、佐藤、竹村(原研)、市原(京大炉)、前田(サイクル機構)、 佐々木、植木(ARTECH)、小田野(海技研)、山野(東工大) 以上10名〈敬称略・順不同〉 配布資料: SB-04- 1: JENDL-3.3遮蔽積分テスト報告書(案)[山野委員] SB-04- 2: Shielding積分テストWG平成16年度活動報告および平成17年度計画(案)[山 野委員] 議 事 : 1.前回会合議事録(案)の確認され承認された。 2.山野委員より資料SB-04-1に基づき、JENDL-3.3の遮蔽積分テスト報告書の目次案及び 内容について議論した。報告書として英文原稿をとりまとめ、詳細結果についてはJAER I-Review等で発行し、JNST英文論文誌に投稿することを目指すことが了承された。とり まとめは山野グループリーダーが行い、各章節の分担責任執筆担当者が決定された。付 録には、ベンチマーク解析に用いた入力データ、計算結果と実験結果の比較データ及び 特別に作成したサブルーチン等についての情報を掲載することとし、とりまとめを前田 委員が行うこととした。各実施担当者は前田委員に数値データ等を送付する。出版にあ たって必要な掲載許可を予め原著者から各担当者が取得する。各担当者の原稿は5月下 旬を目途に作成し、分担責任執筆担当者に送付する。分担責任執筆担当者は6月末を目 途に所掌の章節の原稿を完成させる。17年12月目途に英文論文誌に投稿するスケジ ュールとした。表はエクセル形式とし、図はEPS形式として分担責任執筆担当者に送付 することが決められた。最初に各実施担当者が提出可能な結果等を分担責任執筆担当者 に送付する。目次案及び担当者は下記の通り。 1.序 (Introduction)【山野】 2.積分テスト手法(Integral Test Method)【山野】 (今回用いた積分検証手法、定数作成とベンチマーク問題の説明を記述) 2.1 積分検証手法(Method for Integral Verification)【山野】 2.2 ベンチマーク問題(Benchmark Problems)【各担当者(3章各節の筆頭 担当者)】 2.3 断面積処理と定数作成(Cross-Section Processing and Generation) 【今野】 3.結果(Results) 3.1 酸素【前川】 3.2 ナトリウム【植木、松本、山野、佐々木、今野】 3.3 アルミニウム、アルミン酸リチウム(LiAlO2)、チタン酸リチウム (Li2TiO3)【前川、市原】 3.4 シリコン、シリコンカーバイド(SiC)【市原、前川、今野】 3.5 チタン【市原、星合】 3.6 バナジウム【前川、松本】 3.7 クロム【市原、星合】 3.8 鉄【山野、佐々木、星合、植木、今野】 3.9 コバルト【市原、星合】 3.10 ニッケル、ステンレススチール(SS304, SS316)【佐々木、植木、松 本】 3.11 銅【今野、前川、市原】 3.12 ニオブ【市原、星合】 3.13 モリブデン【市原】 3.14 マンガン【市原】 3.15 タングステン【前川、市原】 3.16 水銀【前川】 4.議論(Discussion) 4.1 問題点(各元素毎に記載)【各担当者】 (市原→Si, Ti, Co, Cr, Nb, Mo, Mn)(今野→Cu)(佐々木→Ni) (山野→Na, Fe)(前川→O, Al, V, W, Hg) 4.2 課題【長谷川、山野】 5.結論(Conclusion)【山野、長谷川】 謝辞(Acknowledgment)【山野】 参考文献(References)【山野】 附録 ベンチマーク問題計算データ(Appendix: Calculation Data for Benchmark Problems)【前田】 ・各ベンチマーク解析に用いた、mcnp, anisn, dort, dot等の入力データを掲載する。 (リスト形式が良い。CD-ROM添付またはJNDCのWebサーバーに格納?) ・ベンチマーク実験データ (リスト形式が良い。CD-ROM添付またはJNDCのWebサーバーに格納?) ・ベンチマーク計算用ルーチンのソースコード ベンチマーク計算で実際に使用した専用プログラムのソースコードを提供する。 (例:mcnpのtallyd.f の改訂、JASPER解析における線源発生ルーチン等) 3.山野委員より資料SB-04-2の説明があり、平成16年度活動報告および平成17年度計画 (案)を議論した。星合委員、前田委員の退任と上松氏(東芝)、大川内氏(JNC )の新任が了承された。その後、本WGの方向性について各委員が意見を述べた。従来 の受身的な活動ではなく、問題提起型→解決型の活動を行うべきである。原子力学会 の標準策定活動に協力したい等の意見が述べられた。次々回会合においてフェライト 鋼(F82H)水素吸着材料(TiHなど)の核融合材料に関する実験データの現状について 西谷委員より報告してもらうこととした。 次回会合予定: 未定(可能であれば6月開催) 次回予定議題: JENDL-3.3遮蔽積分テスト報告書原稿の検討(各担当委員) その他 以上