平成17年度シグマ特別専門委員会・シグマ研究委員会本委員会議事録 日 時:2005年7月21日(木)13:30-17:30 場 所:霞山会館「かざん」 出席者:井頭 政之(東工大、主査)、岩村 公道(原研、委員長)、 石井 一弥(青山代理、日立)、石橋 健二(九大)、石川 眞(JNC)、 加藤 幾芳(北大)、金井 達明(放医研)、川合 將義(KEK)、 久保野 茂(東大)、田原 義壽(EDC)、中島 健(京大炉)、 難波 忠清(核融合研)、本林 透(理研)、村田 勲(阪大)、 山野 直樹(東工大)、吉田 正(武蔵工大)、長谷川 明(原研)、 水本 元治(原研)、西谷 健夫(原研)、片倉 純一(原研)、 柴田 惠一(原研) 幹 事:中川 庸雄(原研) 発表者:奥村 啓介(原研) 配付資料 1. 平成16年度シグマ特別専門委員会・シグマ研究委員会本委員会議事録 2. シグマ委員会 運営委員会議事録概要 3. 原子力学会核データ・炉物理特別会合 4. 日本原子力学会核データ部会の活動 5. 17年度シグマ特別専門員・シグマ研究委員会本委員 6. 国内研究機関の核データ活動(大学関係) 7. JCPRG 2004年活動報告 8. 原研における核データ関連活動 9. サイクル機構における核データ研究活動 10. 国内ユーザーの核データ活動 11. JENDLによる核種生成量予測精度の検討 12. 核データ専門部会の平成16年度活動報告及び17年度計画 13. 炉定数専門部会の平成16年度活動報告と17年度計画 14. 核燃料サイクル専門部会平成16年度活動報告および平成17年度計画 15. 常置グループ活動報告 16. 問題解決タスクフォースの提案 17. 核データ研究会(2004年の報告と2005年の予定) 18. OECD/NEA/NSC実行グループ会合(第14回)報告 19. 第16回OECD/NEA/NSC(原子力科学委員会)会合報告 20. 第17回NEA/NSC核データ評価国際協力ワーキングパーティ会合 21. 第16回IAEA-NSDD(核構造・崩壊データ)ネットワーク会合 主査挨拶 シグマ特別専門委員会の井頭主査により開会の挨拶があった。 委員長挨拶 原研シグマ研究委員会の岩村委員長により、開会の挨拶の後、新法人の指命及び核デ ータ関連の中期計画(案)の説明があった。 議 事 1. 報告事項 1.1 運営委員会報告 昨年の本委員会後に開催された運営委員会の議事概要を、配付資料2に基づき柴田 委員が報告した。 1.2 原子力学会関係 (1) 核データ・炉物理特別会合 中川幹事が配付資料3に基づき、原子力学会2005年春の年会で開催された「核デー タ・炉物理特別会合」について報告した。 (2) 核データ部会 田原委員が配付資料4に基づき、原子力学会核データ部会の活動について報告した。 1.3 その他 井頭主査より、原子力学会において部会等運営委員会が設置されたことが報告され た。 2. シグマ委員会人事 2.1 委員の交代 中川幹事が配付資料5で本委員の交代及び委員会の構成について報告した。 3. 国内研究機関の核データ活動 3.1 大学関係 井頭主査が、配付資料6に基づき大学関係の核データ活動について報告した。 3.2 日本荷電粒子核反応データグループ 加藤委員が配付資料7に基づき、荷電粒子核反応データグループの活動について報 告した。 3.3 原研 片倉委員が、配付資料8に基づき原研での核データ関連活動について報告した。共 分散データの整備に関しては、ユーザーニーズを考慮してほしいとのコメントがあっ た。また、光核反応データには、長寿命核種のデータも含めてほしいとの要望があっ た。 3.4 サイクル機構 石川委員が、配付資料9に基づきサイクル機構での核データ活動について報告した。 3.5 国内ユーザーの核データ活動 田原委員が、配付資料10に基づき国内10社の核データ活動について報告した。 3.6 その他 (1) J-PARC関連 井頭主査より、核データ測定のためのビームラインの準備状況について報告があっ た。 (2) 理研RIビームファクトリ 本林委員より、理研RIビームファクトリの整備状況について報告があった。 4. 講演 奥村専門委員が配付資料11に基づき、核種生成量評価WGで実施した「JENDLによる核 種生成量予測精度の検討」について講演した。 5. シグマ委員会WGの平成16年度活動報告と17年度計画 5.1 核データ専門部会 柴田専門部会長が配付資料12に基づき、核データ専門部会の以下の4つのWG活動に ついて報告した。 (1) 高エネルギー核データ評価WG (2) 評価計算支援システムWG (3) FP核データ評価WG (4) 天体核データ評価WG 5.2 炉定数専門部会 山野専門部会長が配付資料13に基づき、炉定数専門部会の以下の4つのWG活動につ いて報告した。 (1) リアクター積分テストWG (2) Shielding積分テストWG (3) 標準炉定数検討WG (4) 中高エネルギー核データ積分テストWG 5.3 核燃料サイクル専門部会 片倉専門部会長が配付資料14に基づき、核燃料サイクル専門部会の以下の3つのWG 活動について報告した。 (1) 崩壊熱評価WG (2) 核種生成量評価WG (3) 核分裂生成物収率評価WG 5.4 常置グループ 中川幹事が配付資料15に基づき、以下の6つの常置グループ活動を報告した。 (1) ENSDFグループ (2) JENDL編集グループ (3) CINDAグループ (4) 医学用原子分子・原子核データグループ (5) 核データニュース編集委員会 (6) HPRLグループ 5.5 問題解決タスクフォースの提案 田原委員が配付資料16に基づき、専門部会を横断して問題解決を図るタスクフォー スの提案を行った。これはユーザーニーズを核データ評価に反映させるものであり、 ターゲットを明確にして実施してほしいとのコメントがあった。議論の結果、タスク フォース設置の検討を新法人での後継研究委員会に申し送ることとした。 6. 核データ研究会(2004年の報告と2005年の予定) 田原委員が、2004年の報告及び2005年の予定について配付資料17に基づき説明した。 7. 核データ関連国際情勢 7.1 OECD/NEA/NSC実行グループ会合及びOECD/NEA/NSC会合出席報告 長谷川委員が配付資料18,19に基づき、6月8-10日、OECD/NEA本部で開催された標記 会合の概要を報告した。 7.2 OECD/NEA/NSC核データ評価国際協ワーキングパーティ会合出席報告 片倉委員が配付資料20に基づき、4月8-9日、ベルギー・アントワープで開催された 標記会合の概要を報告した。 7.3 IAEA-NSDD(核構造・崩壊データ)ネットワーク会合出席報告 片倉委員が配付資料21に基づき、6月6-10日、カナダ・ハミルトンで開催された標 記会合の概要を報告した。 その他 なし