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放射化断面積WG会合議事録(案)をお送りします。
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Yutaka nakajima(中島 豊)
Nuclear Data Center, Japan Atomic Eenergy Research Institute
Tel.  :+81-292-82-5481
Fax.  :+81-292-82-6122
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          シグマ研究委員会7年度第3回放射化断面積WG会合議事録(案)


日 時: 1995年12月20日(水) 13:30〜17:30
場 所: 原研本部第5会議室
出席者: 岩崎 信(東北大)、浅見哲夫(データ工学)、渡部隆(川重)、
	山室信弘(元東工大)、矢野真理(三菱重工)、池田裕二郎、
	中島豊(以上原研)
  オブザーバー:真木紘一(日立)


配布資料
  1. JENDL Activation Fileコメントに対する見解(渡部)
  2. アイソマー比の計算(浅見)
  3. Crの放射化断面積比較プロット(中島)
  4. 長半減期同位体の生成断面積(山室)
  5. 放射化断面積を評価して欲しい不安定核種(真木)
  6. FENDL会合(池田)
  
議事

1. 前回議事録確認
  前回会合(平成7年度第2回会合(1995.10.4))の議事録を確認した。


2. 評価の進捗状況
渡部氏から配布資料1により前回会合において報告されたJENDL Activation Fileの暫
定版のレビューにおける指摘事項に対する見解が示された。K-39は全面的に入れ替えたい。
他は検討した結果現在のものより改善した評価値は得られなかったので、現在のところ変更
の予定はない。また中島氏からCrの断面積のうち実験値のある反応について配布資料3が示
され、山室氏の評価値が若干良いと思われるが大幅な改善は無いことが分かった。Cr-50(n, 
2n)断面積はFNSでの積分テストの結果にをみて良い方を採用し、他の反応は現在のままとす
ることに決定した。

  浅見氏から配布資料2によりEGANSHコードを改良して、アイソマーの生成断面積の改善
を試みたが、思ったほど改善されなかったとの報告があった。

  山室氏は配布資料4により長半減期の同位体生成断面積の大部分の評価値が最近の測定
データと良く一致し、評価値が概ね正しいことが分かったと報告した。


3. 放射化断面積を評価して欲しい不安定核種
  真木氏が配布資料5により核融合炉開発に必要な不安定核種の断面積について説明した
。当面31核種の断面積が必要であるが、評価値の要求精度は現在のところ明らかではない
とのことである。精度を問わなければ評価は難しくないことが確認された。真木氏が示した
反応以外に核融合炉を長期間運転した場合連続反応により意外な反応が問題となることが明
らかになっているので、池田氏にそれらの反応について文献のサーベイを依頼した。その結
果を次回報告してもらうことにした、これらの結果をふまえて次回会合で不安定核の評価を
するかどうか決定することとした。


4. FENDL会合について
  池田氏が12月5 - 9日に米国Del Marで開催されたFENDL会合について次の通り報告した
。FENDL-2 Activation Fileに収納する反応の選定を行った。今後編集、グループ定数作成
、FNSで測定した積分データでのテストを行う予定である。次回会合でFENDLは終了する。ま
た会合においてヨーロッパやロシアの出席者からJENDL Activation Fileを早急に公開して
欲しいとの強い要望があった。


5. 今後の方針
  以下の通り決定した。浅見氏担当の未評価反応は今年中に完了する。JENDL Activation 
File第1版は遅くよ年1月中旬には公開する。評価レポートの原稿を3月末までに準備
する。レポートの構成案はは中島氏が作り、関係者が分担して執筆する。


6. その他
  真木氏に来年度から放射化断面積WGの委員になってもらうこと、本年度はオブザバーと
して都合のつく限り出席してもらうことを決定した。

  次回会合は3月中に開催する。日時は後ほど決定する。^Z