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去る7月11(水)に行われました、シグマ委員会本委員会の議事録(案)をお送りいたします。 
     核データセンター  長谷川 明
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平成8年度シグマ特別専門委員会・シグマ研究委員会議事録(案)

日時: 1996年7月11日(木)13:00〜17:30
場所: 日本原子力研究所 本部 第1会議室

出席者:  中嶋 龍三(法大、主査)、村尾 良夫(原研、委員長)、
井頭 政之(東工大)、 若林 利男(動燃 石川代理)、大竹 巌(データ工学)、
河出 清(名大)、川村 孝弌(核融合研)、加藤 幾芳(北大)、
喜多尾 憲助(データ工学)、北沢 日出男(東工大)、佐々木 誠(三菱重工)、瑞慶覧 篤(日立)、
高橋 亮人(阪大)、中沢 正治(東大)、
馬場 護(東北大)、岡本 浩一(原産)、松延 廣幸(住友原工)、
村田 徹(日本核燃料開発)、山野 直樹(住友原工)、吉田 正(武蔵工大)、西谷 健夫、前川 洋、
水本 元治(以上原研)

オブザーバー: 井口 哲夫(名大)、川合 將義(東芝)、大山 幸夫、高田 弘、
             千葉 敏、中島 豊、長谷川 明(以上原研)


配布資料
 1. 平成7年度シグマ特別専門委員会・シグマ研究委員会議事録
 2. 運営委員会経過報告
3. 委員会人事
4. 日本原子力学会「核データ・炉物理特別会合」テーマ
 5. 大学における核データ活動
  6. JCPRG 1995年度活動報告
  7. 原研での核データ測定活動
  8. 理研における核データ活動
  9. 動燃における核データ研究活動
 10. 中性子科学研究計画
 11. 核破砕実験の現状
 12. 核データ専門部会の平成7年度活動報告と8年度の予定
 13. 炉定数専門部会平成7年度活動報告および平成8年度計画 
 14. 核燃料サイクル専門部会平成7年度成果および平成8年度計画
 15. ENSDFグループ
 16. 医学用原子分子・原子核データWG活動報告
 17. 1995年核データ研究会報告
 18. 平成8年度核データ研究会の実施計画案
 19. 核反応データセンター(NRDC: Nuclear Reaction Data Center)の協力に関する
     IAEA助言者会合出席報告
 20. 第8回NEA NSC WPEC:核データ評価国際協力ワーキング・パーティー会議概要
 21  ISTCワークショップ(マイナーアクチニド核データの測定、解析及び評価)の報告
     について
 22. INDC Nuclear Standards File (IAEAからのB-10(n,alpha),及びH(n,n),U-235,U-
     238(n,f)の高エネルギー断面積測定の専門家の派遣依頼)
 23. IAEA主催“Consultants' Meeting on Selection of Basic Evaluations for FENDL-2 
     Library" 報告
 24. 核データの研究活動に関する国際状況
 25. 東芝での核データ関連活動

議 事

�機ナ鷙雹�項
 1. 運営委員会報告
   長谷川氏が配布資料2により、昨年12月から本年6月までに開かれた4回の運営
  委員会の議事内容を報告した。
 2. 事務局報告
     中島氏が核データセンターの予算等について報告した。

��. 委員会人事
 1. 主査改選
    本委員の無記名投票による互選の結果、中嶋主査が再任された。任期は2年である。
 2. 委員の交代
   中島氏が委員の交代について配布資料3により次の通り報告し承認された。

                              旧                        新
   ・本委員                   中川 庸雄(原研) →       井頭 政之(東工大)
   ・運営委員                                   同上
   ・核データ専門部会部会長                     同上

   ・共分散評価ワーキンググループリーダー
                               神田 幸則(九大)→      柴田 恵一(原研)
   ・CINDAグループリーダー   中川 庸雄(原研)→      深堀 智生(原研)

��. 日本原子力学会関係事項
 1. 日本原子力学会(核データ・炉物理)合同特別会合
   中島氏が配布資料4により1995年10月、1996年3月及び1996年9月の日本原子力学会における合同特別
会合のテーマについて報告した。
��. 国内研究機関の核データ活動
 1. 大学
馬場氏が配布資料5により大学におけるこの1年間の核データ活動ついて報告した。中性子反応を中心に荷
電粒子、γ線入射データの広いエネルギー範囲の種々の反応について多彩な活動が展開されている。高エネ
ルギーを中心に、消滅処理関連のデータの取得がいろいろ試みられている。

 2. 日本荷電粒子核反応データグループ
加藤氏が配布資料6によりJCPRG:日本荷電粒子核反応データグループの活動について報告した。NRDFデータ
入力作業を継続し、EXFOR tapeとしてIAEAにデータを送付した。学術情報センター(NACSIS)へEXFOR 
indexの登録を本年度行う。

 3.. 理研
天道氏が欠席したので、原研中島氏が代わって事前に送られていた理研における核データ活動の資料(配布
資料8)を紹介した。一部内容について、喜多尾氏からA=129の核構造データは出版されたとのコメントが
あった。 

 4. 原研
水本氏が配布資料7により平成7年度の原研での核データ測定活動について報告した。 タンデムを用いた放
射化断面積測定、FNSを用いた中性子核断面積測定、TIARAを用いた他大学との協力のもとでの高エネルギー
断面積測定活動が報告された。

 5.  動燃
若林氏が配布資料9により動燃における平成7年度の核データ活動と平成8年度の計画について報告した。放
射性核分裂生成物の放射化法による熱中性子吸収断面積と共鳴積分の測定、「弥生炉」を用いた核分裂断面
積の積分実験、「常陽」によるドシメトリー手法の研究(本年度JENDL-3ドシメトリーファイルの積分テス
トが予定されている)や実証炉基本設計用統合炉定数の整備などが行われているとの報告があった。

6.  民間研究機関
東芝川合氏から、資料25を用いて東芝での核データ関連活動の紹介(MCNPによるJENDL-3.1による軽水減速
臨界集合体の解析、PWR燃料照射試験データ解析でのJENDL-3の適用性)があった。

��. 特別講演
 1. 中性子科学研究計画について
大山氏から配布資料10により、原研で計画されている「中性子科学研究計画」についての概略が紹介され
た。原子力エネルギー分野及び基礎科学分野での中性子科学研究の果たすべき役割について概観し、大強度
中性子源の必要性を世界の中で位置づけ、原研で計画されている、大強度陽子加速器をはじめとする研究施
設の開発計画、それを用いる中性子基礎科学研究(生命科学、物質・材料研究、核物理、スポレーションRI
ビーム)、未来型原子力技術開発(消滅処理、原子力材料開発、ミュオン利用研究)、産業利用技術(RI製
造、医療、非破壊検査、トモグラフィー)の開発についての説明があった。
 2. 核破砕実験の現状
原研高田氏が標題のテーマについて資料11に基づいて説明した。高エネルギー陽子ビームを用いた核破砕積
分実験として、鉛体系に500MeV陽子を入射した場合の核破砕核種分布の測定と計算との比較を行い、20MeV
程度のしきい値を持つ核種生成率の鉛体系内空間分布の予測精度の向上を確認した。またISTCプロジェクト
で進行中のタングステン ターゲットに800MeV陽子を入射した場合の核種生成率分布データについて実験の
概略と計算結果が紹介され、現状ではしきい値が高い反応の核種については、予測精度にファクター2程度
の差があるとの報告があった。

��. シグマ研究委員会平成7年度活動報告及び平成8年度計画
 1. 核データ専門部会
井頭氏が配布資料12により核データ専門部会のワーキンググループの活動について次の通り報告した。

(1)高エネルギー核データ評価WG
7年度は、IFNIF用として50 MeVまでの構造材核種の中性子(60核種)及び陽子入射反応の評価(30核種)
及びレビュー、1GeVまでの十数核種の評価、 並びに評価方式の検討を行った。8年度も、同様な評価を核種
を広げて行うと共に、ファイル化作業を進め、群定数作成積分テスト、誤差ファイル作成について検討す
る。
(2)共分散評価WG
7年度はおもに共分散算出手法上の問題点と共鳴領域での共分散評価方法を議論し共分散行列算出法の標準
的手法の確立を行った。11核種の評価作業(Li, C, O, Na, Ti, Fe, U-235, U-238, Pu-239, Pu-240, 
Pu-241) を進めた。これらの核種の評価を8年度中には終了したい。誤差ファイルの拡張(核種、反応)の
検討を行う。
(3)評価計算システムWG
7年度はマイナーアクチニドの核データの比較検討、アクチナニド核種の遅発中性子収率の系統的変化の総
和法による計算をおこなった。8年度は、微視的光学モデル、分散関係式に基づくポテンシャルの計算方法
の検討、準位密度公式のパラメータの系統性の改善、統計モデルの範囲内でのINDES の機能のモジュール化
の試行を行う。また重核断面積を統一的に計算する方法の検討、マイナーアクチニドの即発・遅発中性子
データの評価を行う。
(4)FP核データWG
7年度は、JENDL-3.2のためのデータ再評価、積分テスト、NEANSC評価国際協力ワーキングパーティのための
直接過程による非弾性散乱断面積の検討を行った。8年度は、非弾性散乱断面積の評価法の検討、 積分テス
ト結果の総合的検討、核種別1群化定数の作成と擬似FPの国際相互比較を行う。
(5)放射化断面積WG
7年度はJENDL放射化断面積ファイル第1版を完成した。またFENDL-2放射化断面積ファイルへの選定につい
ての協力を行った。8年度は、不安定核種の評価、第1版のデータの信頼性チェック、評価レポートの出版を
行う。
(6)PKAスペクトルWG
7年度には、軽核の中性子核データの評価(8核種)、PKAスペクトル計算用に開発したESPERANTコードの整
備と評価、実験データの収集、ユーティリティーコードの仕様検討等を行った。8年度は、調査レポートの
作成、軽核の評価、ファイル作成作業、 KERMA及び PKA スペクトルの測定データの収集、ユーティリ
ティーコードの作成等を行う。
(7)荷電粒子核データWG
7年度は、これまでの評価結果の見直しを行った。8年度は18核種の(α,n)反応の見直しを行うとともに、
二次中性子エネルギースペクトルの評価を行う。
(8)光核反応データWG
7年度には、C-12, N-14, O-16の励起関数、DDXの再評価をおこなった。Ta-181, Pb-204,206,208の評価と
ファイル化を完了した。日露ワークショップを開催した(平成7年11月14-15日)。8年度は評価が完了した
核種の断面積のファイル化を行う。

 2. 炉定数専門部会
山野氏が配布資料13により炉定数専門部会の各ワーキンググループの活動について次の通り報告した。
(1)リアクター積分テストWG
7年度は、JENDL-3.2 及び ENDF/B-VIのベンチマーク計算を実施し結果を比較検討した。熱中性子炉では、
U-235炉心のKeffはENDF/B-6.2の結果はJENDL-3.2と比べて約0.7%小さく、Pu-239炉心の差0.2%に比べかなり
大きい。その差の多くはU-235に起因すると考えられる。高速炉ベンチマークでは、ENDF/B-6.2は大型炉で
約1%、小型炉で約2%の極めて大きな差が生じることが分かった。この差の原因はU-238にある事が分った。8
年度は、U-238の非弾性散乱断面積の再検討とベンチマークテスト、U-235捕獲断面積の再評価によるベンチ
マークテスト、連続エネルギーモンテ・カルロ法によるベンチマークを予定している。
(2)Fusion Neutronics積分テストWG
7年度は、JENDL-3.2の主要核種のベンチマーク計算、核融合炉核データ専門家会議の開催(ベンチマークテ
ストの総括討論)を行った。8年度は、FENDL-2の選定作業への参加、多群JENDL Fusion Fileライブラリー
の作成、EFF-2のベンチマークテスト、FENDL-2候補核種の各種ライブラリーのベンチマークテスト結果の比
較を行う。
(3)Shielding積分テストWG
7年度は、JENDL-3.2の鉄の2次ガンマ線生成データに関する積分テストとしてKfKベンチマーク解析を行い
ENDF/B-6.2と比べて良好な結果を得ている(ENDF/B-VIは若干高い)、各種高エネルギー領域の中性子断面
積(HILO、HILO86、実験値、ENDF/B-VI High Energy File、Pearlsteinのsystematics)の比較(Pearstein
のsystematicsが100MeV以上で実験値を良く再現し、DLC-(199)/HILO86との一致も概ね良好)を行った。8年
度は、JENDL-3.2の遮蔽ベンチマークテスト及び結果のとりまとめ、中高エネルギー領域の加速器遮蔽設計
手法の検討を行う。
(4)Dosimetry積分テストWG
7年度はJENDLドシメトリーファイル改訂のための評価及、第9回ASTM-Euratomシンポジウムでの発表準備を
行った。8年度は, JENDLドシメトリーファイルの改訂と誤差ファイルの評価及び積分テスト、第9回
ASTM-Euratomシンポジウムでの発表、中高エネルギー領域(E<数10 MeV) のドシメトリ反応データの収集を
行う。
を行う。
(5)標準炉定数検討WG
7年度は、JENDL-3.2ベースのJSSTDLを作成した。一部ライブラリーに不備があり現在修正作業を行ってい
る。

 3. 核燃料サイクル専門部会
吉田氏が配布資料14により核燃料サイクル専門部会の各ワーキンググループの活動について次の通り報告
した。
(1)崩壊熱評価WG
7年度は、ORIGEN-2/JNDC 複合ライブラリーの作成、崩壊熱の原子力学会推奨値と新ANS5.1 スタンダード
(1995)との比較、崩壊熱誤差評価手法の検討を行った。8年度は、ORIGEN-2/JNDC 複合ライブラリーの公開
と崩壊熱計算値/実験値間の残された不一致(冷却時間数百秒から千秒で、不一致が残されている)の解
決、遅発中性子データの整備を行う。
(2)核種生成量評価WG
7年度は、JENDL-3.2を用いて、核燃料サイクルでの燃焼コードORIGEN-2用の高速炉用1群定数の作成を行っ
た。対象は、60万kW級酸化物燃料均質炉心。軽水炉用1群定数計算手法の調査検討を行い、手法として確立
した。また燃焼データの収集・整理を行った(ORNLでの燃料燃焼中の核種組成のデータの提供をうけ、使用
済み燃料各種組成データベースSFCOMPOに登録)。8年度はJENDL-3.2ベースのORIGEN-2コード定数の作成、
実炉燃焼データの収集・整備とベンチマーク計算をおこない、燃焼計算の精度確認を行う。
 これに対して、軽水炉用1群化のための一般手法は無理で、特にBWRでは複雑に各種パラメータが絡んでく
る(例えばボイド率等)ので、専門家でも使うのは難しいのではないか、客観的に誰にでも分るようなパラ
メータを入れていかないといけないのではないかとのコメントがあり、議論となった。

 4. 常置グループ
喜多尾氏が配布資料15によりENSDFグループの活動を、平岡氏が欠席のため中島氏が配布資料16により
医学用原子分子・原子核データWGの活動について以下の通り報告した。
(1)ENSDFグループ
7年度は、A= 118, 127, 128, 129 の評価済ファイルの改訂を行った。118,127はNuclear Data Sheetで出版
された。核構造文献ファイル(NSR)への入力を行った。アイソトープ手帳の改訂9版の出版に協力した。8
年度は、質量数A = 118 - 129 の核種について文献収集、NSR入力作業、ENSDF からの各種のデータファイ
ルの作成、核図表(1996年版)作成への協力を行う。
(2)医学用原子分子・原子核データグループ
7年度は、医学分野で必要な核データの検討、重イオンに対する阻止能の評価を行った。8年度は、重イオン
(C、N、 Ne、 Si、Ar)に対する阻止能評価、医学利用に必要な光子の減弱係数の検討、「医学物理データ
ブック」に不足しているデータの検討等を行う。

��. 1995年核データ研究会報告
井口氏が配布資料17により1995年核データ研究会について次の通り報告した。外国人も含めて参加者
は181名で過去最高を記録した。特に原研外からの参加が多い。例年以上に国際色豊かであり、学生などの
若手の参加が目立った。良い傾向である。講演内容は先端的なものから、従来から行われている炉物理、ベ
ンチマークテストなどバランスがとれていた。反省点は、論文公募のアンケートは、プログラムの編成等を
する第1回実行委員会の実施前に行って、公募論文と実行委員会側とのミスマッチを防ぐ事が挙げられた。


��. 1996年核データ研究会の計画について
井口氏が配布資料18により平成8年度核データ研究会について次の通り報告した。11月21日(木)、2
2日(金)に原研東海研究所大講堂と第5会議室で開催する。実行委員会(新人が8人入りかなりリフレッ
シュした)を開いて概略のプログラムを作成した。昨年度までの積み残しのテーマを参考に、本流テーマと
して、JENDL-3.2の積分テスト及び特殊目的ファイル整備、恒例の国際セッション及び前年度の反省からの
論文公募結果の反映を十分に行い本年度のセッションを構成した。本日の本委員会のコメントを参考にし、
e-mail等で意見交換を行ったあとで最終プログラム決定する。講演内容はメインテーマ(JENDL積分テスト
等)+トピックス(10時間)とし、ポスターセッション(2時間)としている。
 これに対し以下の意見があった。
 ・この編成では、1日目で帰ってしまう人がかなりいるのではないか。もう少し最後まで
人を引き付けて置くような編成が必要ではないか。テーマのバランスを考えてはいかがか。
 ・将来性のある、いわゆる夢のある話が入れられないか。
 ・プログラムにある高田さんの話は、中高エネルギーの実験と計算の話であるが、ここに
スポレーション ニュートロン ソースの現状の話を加えて欲しい。
 ・国際協力では、理研とラザフォード研とのミューオン共同実験を入れてはいかがか。

��. 核データの研究活動に関する国際状況
長谷川氏が配布資料24(補足資料19、20、21、22)により標題に関する報告をおこなった。科学と技
術のための核データ国際会議が1997年5月19-24日イタリアのTriesteで開催されるので積極的に論文を出し
て参加して頂きたい事、 5月27-31日にかけて原研東海で開かれたマイナーアクチニド関連核データについ
てのISTCワークショップ(資料21)、この6月3-7日にかけて米国BNLで開かれた核反応データセンター セン
ター長会合(資料19)、 そのあと米国ANLで6月13-14日にかけて開かれた核データ評価国際協力WPECミー
ティング第8回会合(資料20)についての概略が説明された。

��. FENDL会合報告
千葉氏から資料23に基づき6月24〜28日にかけて開かれた、FENDL-2ライブラリーのデータ選定会議の報告
があった。本会議は昨年12月5日から9日にかけて開催された米国Del Marでの会議で決定された、FENDL-1に
問題がある核種もしくは確実にFENDL-1より優れていると認められる核種にたいして、最良の評価済み核
データの選定を行う目的で開かれた。
 選定候補はあらかじめレビューキットをIAEAに送付し、選定会議ではそれに基づいて中立的立場の人があ
らかじめ決められた採否基準にしたがって決定する形で選定が行われた。期限までにレビューキットを提出
したのは、JENDLとEFFの鉄のみであり、その他の幾つかの核種については当日配布された。その結果、
FENDL-2として、多くのJENDLファイルからの採用が内定された。最終決定はFENDLの最終会合(来年2月)で
行われる予定である。

XI. その他
    なし。




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