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シグマ委員会 委員各位

山野@住友原子力です。
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           1997年度 第1回会合 議事録(案)

日時  :1997年7月7日(月) 13:00〜17:00
場所  :日本原子力研究所 本部 第1会議室
          山野(住友原子力)  以上12名〈敬称略・順不同〉

配布資料:
 SB-97-1: Sodium Benchmark Test with JENDL-3.2[山野委員]
 SB-97-2: Sodium Cross Sections in JENDL-3.2[山野委員]
 SB-97-4: JASPER Bonnar Ball Response Rates[山野委員]
 SB-97-5: JUPITER及びJASPER公開レポート一覧[山野委員]
 SB-97-6: 核データ国際会議概要[山野委員]
 SB-97-7: Validation of JENDL-3.2 Sodium Data with Shielding
          Benchmarks[山野委員]
 SB-97-8: Task Force on JENDL High Energy File Integral
          Evaluation[山野委員]

議事  :
1.前回会合議事録(案)の確認がなされた。

Benchmark)、SDT-12(ORNL Thick Sodium Benchmark)、JASPER-IVFS-IA/IC、
界である。SDT-12は約300cm厚さの透過問題であり、JENDL-3.2は0.4〜0.55MeV
ため他の物質の影響がないと判断できるIVFS-IC(約198cm厚)、IHX-IB(約232cm厚)
の2体系をベンチマークとして採用した。JASPER実験でのボナボール検出器によ
は、GEEL(1994)の高分解能データとの不一致が大きい。また、最近WNRで全断面
エネルギースペクトル測定が必須であるが、このような体系のベンチマーク実験
果についても比較した。ENDF/B-VIでは約2MeV以下のスペクトルが相対的に高くな
り、測定値と比較して過大評価となる。JASPERの結果を見る限り、JENDL-3.2の結
ペクトルがJENDL-3.2よりも大きくなる現象についてはさらに検討を要することが

また、本作業に使用したJASPER実験結果については、従来は非公開データであった
が、その後、資料SB-97-5に示す通り動燃事業団が公開し、米国側もApplied Tech-
nologyを解除したことが確認された。

3.核データ国際会議報告
山野委員より資料SB-97-6により、イタリア、トリエステで5月19〜24日開催された
ベンチマーク検討結果について資料SB-97-7に示す通り、発表を行ったことが報告さ
け、データの入手方法等の照会があった。次の核データ国際会議は2000年に中国が、

本年度の作業計画として、JENDL-3.2改訂委員会がJENDL-3.3に向けての再評価作業
が承認された。また、中高エネルギー核データ検討作業については、資料SB-97-8の
Forceが1年間活動することが報告された。本WGからもメンバーとして参加するこ
本WGでの活動を中断するか否かの照会を行い、次回会合で中高エネルギー検討作

次回会合予定:1997年11月14日(金)13:30〜17:30
              日本原子力研究所 本部 会議室

次回予定議題:1)JENDL−3.2ベンチマーク作業
              3)ターゲットコードに関するコメント(秦委員)
              4)中高エネルギー検討作業の纏め方について
              5)その他

                                                        以上
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from: Naoki Yamano,  Department of Nuclear Design,
      Sumitomo Atomic Energy Industries, Ltd.
      2-10-14 Ryogoku, Sumida-ku, Tokyo 130 JAPAN
      telephone: +81-3-5624-1551, fax: +81-3-5624-1554
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