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重核評価WG第2回会合議事録(案)
場所 : 原研本部, 第6会議室
配布資料
HN97-8 U-235非分離共鳴パラメータの評価 中島
HN97-12 Pu-242 (JENDL3.2)の改訂案 村田
議事
前回議事録確認
異義無く承認された.
提出資料より
が進んでおり,来年6月に結果が出る予定であるが,JENDL-3.3ではSG6
○ 中島委員より,ASREP-KALMANを使ったU-235非分離共鳴パラメータの評価
の結果が報告された.散乱半径$R'$がかなり大きく変動したが,文献値
と比較して妥当な値であった(資料HN97-8).
準位密度の比較を行なう予定である(河野,岩本委員).
問題のある(n,2n)反応について,採用すべき測定データを検討する.
反応の励起関数の形状を歪める場合がある事が指摘された.これは幾つかの
核種で起こっており,この構造を取り除く方が良いのではないかという
○ 村田委員より,JENDL-3.2のPu-242の改訂案が報告された(資料HN97-12).
sub-threshold領域での(n,f)反応の細かい構造を考慮することとした.
○ Pu-241については,新しい測定データが無いので改訂は行なわないことが
中島委員より報告された.
より報告された.核分裂スペクトルについては,JENDL-3.3用の改訂は無いが,
レビューを次回の会合で行なう.
○ 同時評価のプログラム・データ類は全て保存されており,再計算は可能である
事が報告された(河野委員).また,高エネルギー領域での(n,2n)等の不自然な
なった.このため,現在保存されている実験データを核種担当者に送付し,
内容を検討することとなった.
○ (n,2n)の閾エネルギー以上でのエネルギースペクトルのファイル化の問題は
幾つかの核種で共通であり,GNASH+GAMFILによる処理をまとめて行なったほうが
良いのではないかという意見があった.
○ 再評価の方針の報告が行なわれていない核種については,次回の会合で報告を
行なう.
次回会合