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                     1997年度 第2回会合 議事録(案)

日時  :1997年11月14日(金)13:30〜17:00
場所  :日本原子力研究所 本部 第1会議室
          以上10名〈敬称略・順不同〉

配布資料:

議事  :
1.前回会合議事録(案)の確認がなされた。

NJOY94.66で処理したJSSTDL:100群構造とVITAMIN-J:175群構造の3種類を比較
検討対象とした。計算パラメータとしては二次元R-Z幾何モデル
(ORNLモデル/JAERIモデル)、P3/P5、S96/S160の影響を検討した。NJOYによる
2%、Bonner ball反応率で4%の差異である。JSSTDLとNJOY(100群)の違いは
JSSTDLとNJOYの違いについては評価位置でのDORT空間メッシュが計算体系モデル
で異なることが主な原因であるとのコメントがあった。
で指摘されたが、DORTは二次元R-Zモデルのため、変形を円柱階段で近似すると
Z方向の空間メッシュの採り方で結果が大きく左右される。そのため、MCNP4でタン
クの変形をなめらかな球面でモデル化した結果が示された。タンクの変形を考えな
を増加させ、1keV以下が主な寄与となるBonner ball反応率は影響が小さい。また、

そのため、JENDL-3.2のFe-natのMF=4、MT=2の10〜20MeVの値をEFF-3のFe-56で置換え
改善された。また、数MeV以下では、EFF-3の結果はJENDL-3.2、ENDF/B-VIとほぼ同じ
であり、飛躍的にEFF-3が改善されていないことがコメントされた。この結果は中重

295群構造に熱群を5群追加した300群、P5ライブラリである。熱群を5群
ンチマークとしてJASPER実験のうちIVFS-IA、IHX-IB体系の計算をDORTで実施
3,5,10-inch Bonner ball反応率を測定値と比較した。その結果、MCNP4A、DORTの

本年度の作業は、中重核評価WGがJENDL-3.3に向けての再評価作業を実施している
しており、本WGからも数名が活動に参加しているため、本WGでの活動は一旦終

次回会合予定: 未定
次回予定議題: 未定
                                                           以上
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from: Naoki Yamano,  Department of Nuclear Design,
      Sumitomo Atomic Energy Industries, Ltd.