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各位

大変遅くなりましたが、5月20日に行われました
運営委員会の議事録(案)をお送りします。

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シグマ委員会平成 11 年度第 1 回運営委員会議事録(案)


日時:1999 年 5 月 20 日(木)13:30 〜 17:30
場所:原研本部第 3 会議室
出席者:吉田(武蔵工大、主査)、井頭(東工大)、石川(サイクル機構)、
    岡本(日大)、瑞慶覧(日立)、中嶋(法政大)、山野(住友)、
    池田(原研)、中島(原研、中川委員長代理)、長谷川(原研)
幹事:中川(原研)、片倉(原研)
オブザーバー:喜多尾(データ工学)、小林(京大)、佐々木(三菱)、
       内藤(ナイス)、更田(環境科学研)、松延(データ工学)、
       柴田(原研)、大井川(高野専門委員代理)、深堀(原研)

配付資料
1.平成 10 年度第 5 回運営委員会議事録(案)
2.リアクター積分テスト WG 平成 10 年度活動報告及び 11 年度計画
3.Shielding 積分テスト WG 1998 年度報告と 1999 年度活動計画
4.平成 10 年度活動報告及び平成 11 年度活動計画
ドシメトリー積分テストワーキング・グループ(WG)
5.標準炉定数検討 WG 「平成 10 年度活動報告・平成 11 年度活動計画」
6.崩壊熱評価ワーキンググループ平成 10 年度成果と平成 11 年度計画
7.核種生成量評価 WG 活動報告
8.ENSDF グループ活動報告
9.JENDL 編集グループ平成 10 年度活動報告・平成 11 年度活動計画
10.平成 10 年度活動報告 核データニュース編集委員会及び CINDA グループ
11.HPRL グループ平成 10、11 年度活動報告・11 年度活動計画
12.1999 年核データ研究会の開催について
13.日本原子力学会 1999 年秋の大会「核データ・炉物理合同特別会合」プログラム案
14.WPEC-11 出席報告
15.INDC 22 会合出席報告

議事
� サ鳥�録確認
 1.前回議事録確認
         原案の通り確認された。

        なお、議事録にあった委員の所属に対しては、元職でも可能である事が事務局より報告された。
        また、学会員については、プログラム委員は推薦どうり採択されたが、企画委員は、
    核データの属している第 II 分野で学会口頭発表における論文数が少ないことから2名削られ、
    採用されなかった旨事務局より報告があった。

�◆タ概鳥�項
 1.炉定数専門部会各 WG の活動報告と 11 年度計画
  �.螢▲�ター積分テスト WG
   配布資料2に基づき、高野リーダーの代理で大井川専門委員が報告した。
  平成 10 年度は、ZPPR-9、FCA、TCA のベンチマーク問題の内容及びまとめ方についての検討、
  MA 及び 235U の核データの問題点の整理、炉定数調整による統合炉定数の検討、
  各種ベンチマーク計算の検討を行った。平成 11 年度は、ベンチマーク問題の拡充、
  JENDL-3.2 等を用いたベンチマークテスト、加速器駆動炉のベンチマークを実施する。
  この報告に対し、以下の質疑応答、コメントがあった。
  Q.ベンチマークテストの結果はどのようになっているか?
  A.現在、レポートを作成中である。
  Q.ベンチマーク結果のフィードバックはどのようにするのか?
  A.重核グループ等の関係者で議論したい。
  C.JENDL-3.3 では 235U のベンチマークテストを十分やってから公開したほうが良い。
  C.JENDL 編集グループとしては、一応9月を目処にファイルを作成する予定である。
   その後、詳細なベンチマークテストを来年やり、テストの結果を見て公開したい。
  C.軽水炉関係の積分テストは今後どうするか後継者育成を含めて考えないといけない。
    定数作成については、当面長谷川委員がフォローする。
  ��Shielding 積分テスト WG
   配付資料3に基づき、山野リーダーが報告した。
  平成 10 年度は、JENDL-3.3 に向けての積分テストの作業内容及び分担を決めた。
  平成 11 年度は、中重核評価 WG でファイル化が終了次第、順次積分テストを実施する。
  ��ドシメトリー積分テスト WG
   配付資料4に基づき、小林リーダーが報告した。
  平成 10 年度は JENDL Dosimetry File (JENDL/D-99) 用の評価作業を進め、現在、
  レポートを作成中である。また、平成 11 年 9 月に開催される「第 10 回ドシメトリー
  国際シンポジュウム」に WG から論文を投稿し、口頭発表で採択された。平成 11 年度には 
  JENDL/D-99 のレポートを作成し、ファイルを公開できるように努力する。
  11 年度以降の活動は、一度 WG の在り方、活動計画を見直し、出直しを考えてはどうかと
  思われる。この報告に対し、以下の質疑応答があった。
  Q.ドシメトリーファイルには、JENDL-3.2 から採用したものと独自に評価したものがあるが
    その違いは何か?
  A.JENDL-3.2 にはドシメトリーで使うには精度が不十分なものがあり、独自に評価した。
    独自に評価したデータを JENDL-3.3 に採用することは可能である。
  �ど現猩�定数検討 WG
   配布資料5に基づき、佐々木リーダーが報告した。
  平成 10 年度は JENDL-3.2 に基づく新ライブラリー(JSSTDL タイプ)の試行版を公開し、
  使用に供した。新 JSSTDL ライブラリーによる JASPER 実験の解析結果を検討し、
  問題があった熱群の断面積を更新することにより改善が見られたが、中速・高速群の断面積にも
  課題が残されていることが分かった。更に検討するため簡単な体系でのベンチマーク解析を
  実施する。
  平成 11 年度には、公開資料の作成等 10 年度の積み残し作業を中心に活動する。
  この報告に対し、以下の質疑応答、コメントがあった。
  C.定数作成のルーチンを公開してユーザーが自分で作成できるようにしたらどうか?
    標準システムを作ってもらうとありがたい。ノーハウを残すためにも必要である。
  C.この件については、グループで検討してもらう。
  Q.S(a,b) のデータが必要な場合はどこの場でやるのか。もし、要求を出すとすれば
    どこの場でやるのか?
  A.今は適当なグループがないので、アドホックなグループを作る必要がある。

 2.核燃料サイクル専門部会
  �(�壊熱評価 WG
   配付資料6に基づき、吉田リーダーが報告した。
  平成 10 年度は、JENDL 崩壊データファイルの第0次版を作成した。弥生炉における 
  JNC の MA 崩壊熱測定実験と継続的な協力を行った。また、崩壊熱の冷却時間 1000 秒付近の
  ガンマ線成分の不一致の原因究明を進めた。名大グループの総和計算コードが WWW 上で
  一般ユーザーに公開された。平成 11 年度以降は JENDL 崩壊データファイルの慎重な
  チェックを行い、第1次版としての公開を目指す。JNC の MA 測定との協力を継続し、
  JENDL 崩壊データファイルへ反映させる。解散する遅発中性子 WG の総和計算を
  継承するのに積極的な役割を果たすよう準備する。
  ��核種生成量評価 WG
   配布資料7に基づき、内藤リーダーが報告した。
  平成 10 年度は、軽水炉 UO2 燃料に対応した ORIGEN2 コード用ライブラリー ORLIBJ32 を
  作成し、PWR の燃焼解析を通し妥当性の検証を行った。また、高速炉用一群定数作成ツールを
  開発した。PWR 及び BWR MOX 燃料に対応したライブラリー作成のための検討を行った。
  サイクル機構で実施している MA 断面積の測定及び照射済燃料からの中性子放出量の測定等の
  データを核データ評価に役立てるよう調査を開始した。平成 11 年度は、MOX 燃料に対応した 
  ORIGEN2 用ライブラリーを作成し、検証を行う。また、感度解析を通し、精度評価を行う。
  この報告に対し、以下の質疑応答、コメントがあった。
  Q.感度解析用のツールはあるのか?無ければ整備することを考えたらどうか?
  A.今、考えてはいないが、今後必要になるかも知れない。
  C.核データに対するニーズを出すのもこの WG なので、ニーズを整理して欲しい。

 3.常置グループ
  ��ENSDF グループ
   配付資料8に基づき、喜多尾リーダーが報告した。
  平成 10 年度は A=119、A=120、A=125、A=128 の評価を終了し、現在校正の段階にある。
  NSR(核科学文献)ファイルの入力を理研グループが行った。ユーザー向けデータの編集として、
  マイナーアクチニドのガンマ線表の作成、核図表のためのデータ収集を進めた。
  平成 11 年度は、A=121、A=127 の評価を終了し、A=118、A=122、A=124、A=126 の
  評価を開始する予定である。
  ��JENDL 編集グループ
   配付資料9に基づき、柴田リーダーが報告した。
  平成 10 年度は、Maslov、Liu Tong が評価したデータのレビューを行った。現在進行中の
  特殊目的ファイルの作成状況を議論し、(a,n)データファイルに関しては平成 11 年度内に
  編集を終了するよう WG に働き掛けることとした。また、ORELA の実験データを EXFOR 形式に
  編集し、データベースとして整備した。更に、NESTOR2 の更新を行った。平成 11 年度には 
  JENDL-3.3 のデータ編集作業及びレビューを行う予定である。この報告に対し、
  以下の質疑応答があった。
  Q.ORELA から EXFOR に変換したデータは見れるのか?
  A.見るだけなら構わないと思われるが、正式には ORNL で EXFOR に登録した後になると思う。
  Q.NESTOR2 は使えるのか?
  A.NESTOR2 は EXFOR を原研の大型計算機で使えるよう変換したものであり、
    バイナリーデータである。むしろ EXFOR から直接データをとったほうが良い。
  �3縫如璽織縫紂璽絞埆鍵儖�会及びCINDA グループ
   配付資料 10 に基づき、中川リーダーが報告した。
  核データニュースは平成 10 年度予定通り3回発行した。平成 11 年度も3回発行する
  予定である。なお、11 年度の2回目は通巻 100 号となる。CINDA グループは平成 10 年度
  エントリー作業を2回実施し、合計 127 エントリーを NEA データバンクへ送付した。
  11 年度は3回エントリー作業を実施する予定である。
  ��HPRL グループ
   配付資料 11 に基づき、深堀リーダーが報告した。
  昨年度に結成したグループであり、本年4月に第 1 回会合を開き、1999 年版の 
  High Priority Request List (HPRL)作成のための作業を行った。NEA/NSC/WOEC&WPMA  
  に「試料のリクエストリスト」の様なものを作成するよう提案した。HPRL 作成のための
  核データに対する要求を登録する WWW ページを作成した。今後、新規要求が届いたら
  担当分野の委員がレビューし、委員全員で検討する。作業は e-mail ベースで行う。
  また、改訂作業を広く周知し、新規要求を活性化するため学会誌への投稿を検討する。
  なお、次年度改訂のための会合を1回開催する。
  �グ絣慷儻胸卻�子・原子核データグループ
   リーダが欠席で、資料も提出されなかったが、このグループの活動に対し、
  以下の意見が出された。
  ・結成から 10 年ほど経過しており、常置グループとしておく必要があるかどうか検討する
   時期に来ていると思われる。
  ・このグループのスコープがハッキリしていない。IAEA でも医学用のデータに関する検討を
   しており、各種の提案を出しているが、このグループでは、そのような提案もない。
   このまま続けるのが適当か考える時期にある。
  ・IAEA での会合には当グループのリーダーも出ているが、このグループの活動に反映されて
   いないのは困る。
  ・問題はあるが、医学用のデータが大事なことは事実である。

   議論の結果、運営委員会からの要望として、このグループのビジョン、今後の方針を出して
  貰うよう働き掛けることとなった。

 4.1999 年核データ研究会の開催について
   配付資料 12 に基づき、山野実行委員会委員長が説明した。
  本年度は 11 月 18 日、19 日の2日間を予定している。場所は例年の東海研大講堂及び
  第5会議室の他に本年6月竣工予定の先端基礎研究棟の会議室(200 名程度収容可能)も
  考慮の対象として検討する。参加予想人数は約 170 名である。なお、本年度より
  アジア・太平洋研究協力計画により補助が期待できるのでアジア各国から5名程度招聘可能で
  あるので、国内参加者同様の公募を行ってはどうか(ただし、人数には制限ある)とということも
  検討している。この報告に対し、以下の意見、コメントが出された。
  C.開催予定時期にロシア人を別件で呼んでいるので、研究会でも発表してもらう予定である。
  C.外人招聘は、公募しても呼べる人数が少ないので、手間がかかるだけではないか?
    今までどうり、何人かに当たって決めたほうが良い。
  C.今まで通りだと、同じような顔触れになり新鮮味が無い。実際に仕事をしている人の話を
    聞きたい。
  C.呼ぶ人間のスペックをハッキリさせ公的機関に推薦を依頼したほうが良い。
  C.アジア・太平洋研究協力計画のお金を利用するなら、その主旨に合わないといけない。
    また、1国にばかり偏ってもいけない。

   議論の結果、外国人の招聘については、上記の意見を参考に最終的には実行委員会で
  検討して貰うこととなった。

 5.11 年度の本委員会について
   中川幹事より、本年度の本委員会開催について日時、特別講演の講師を決めて欲しい旨
  説明があった。日時は例年 7 月ごろ行っている。また、特別講演については、
  ドシメトリーファイルが出来たこと、ORIGEN 用のライブラリーを作ったことから、
  前者について小林委員、後者について須山専門委員にお願いしたいと思っている。
  議論の結果、日時は7月 15 日(木)13:30 講演テーマは提案通り、お願いすることとなった。

 6.原子力学会 1999 年秋の大会「核データ・炉物理合同特別会合」のテーマについて
   配付資料 13 に基づき、中川幹事が説明した。
  JNDC mail でテーマを募集したところ以下の3件の提案があった。この他にも、
  後になって何件かの提案があったが、以下のテーマでお願いしたい。なお、炉物理部会の
  了解も得ている。
  座長:川合 將義(KEK)
  1.長寿命重要 FP の断面積測定 (JNC) 原田 秀郎
  2.原研・KEK の大強度陽子加速器施設統合計画 (原研) 発表者は調整中
  3.原子炉動特性の最近の話題 (名大) 山根 義宏

   議論の結果、提案通りのテーマで学会に出すこととなった。

��.報告事項
 1.WPEC 会合報告
   配付資料 14 に基づき、長谷川委員が報告した。
  4月 19 日から 21 日まで、米国 BNL で開催されたNEA/NSC 評価国際協力ワーキング
  パーティー(WPEC)及び測定活動ワーキングパーティー(WPMA)会合に出席し、
  各サブグループ活動の進捗状況について議論した。席上 WPEC と WPMA の統合が話し合われ、
  より規模を小さくした 1 本化が了承された。また、核データファイルの統合化の可能性に
  ついて討論が行われたが、否定的な意見が多かった。なお、統合された新しいワーキング
  パーティーの立ち上げの会合が今年の秋(9 月か 10 月)パリで開催され、
  統合後の第1回会合は来年6月日本で開催されることが決まった。
  この報告に対し、以下の質疑応答、コメントがあった。
  Q.サブグループ活動に新規提案されている U-235 の非分離共鳴領域の問題は、
    何が問題となっているのか?
  A.分離領域と非分離領域とのつなぎの問題である。
  C.ファイルの統合化が難しいという話は、ある意味で独自ファイル作成のサポートとなる。
    宣伝になるかも知れないので学会誌に書くことを検討したほうが良い。

 2.INDC 会合報告
   配付資料 15 に基づき、長谷川委員が報告した。
  5 月 11 日から 14 日までウイーンの IAEA で開催された国際核データ委員会(INDC)
  第 22 回会合に出席し、IAEA 核データセクション(NDS)で行っている核データ活動の
  状況について審議するとともに今後の国際協力について議論した。今後の NDS のあるべき
  方向について IAEA 事務局長への勧告書を作成した。勧告は「NDS プログラムのレビュー」、
  「核データ技術移転とトレーニング」、「核データの利用、普及」、
  「核データ協力活動レビュー」の4点について行った。

 3.その他
  ・長谷川委員より、「本年度のシグマ委員会の旅費は昨年の使用実績の 
   16 % 減になっている。」との報告があった。

�ぁイ修梁�
 1.確認事項
  1)宿題事項の確認
    �^絣慷儻胸卻�子・原子核データグループに今後の活動の方針を出してもらうよう
     働き掛ける。
  2)次回日程
    10 月 7 日(木)