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シグマ研究委員会・高エネルギー核データ評価WG・光核反応ファイル作成SWG
1999年度第4回会合議事録(案)
日時 : 2000年2月24日(木) 13:30 - 17:00
場所 : 原研計算科学技術推進センター小会議室
出席者 : 浅見、岸田、深堀、真木、村田
欠席者 : 千葉、肥田
配布資料:
HE-PHOTO-99-18 : 9-Be の光核反応による核種生成と粒子スペクトル(村田)
HE-PHOTO-99-19 : 光核反応断面積評価・ファイル化進行状況報告(岸田)
HE-PHOTO-99-20 : 56Fe 光核反応データファイルのMF1(岸田)
HE-PHOTO-99-21 : METHODS USED IN PHOTONUCLEAR DATA EVALUATION AT JNDC(岸田)
HE-PHOTO-99-22 : JENDL Photonuclear Data File ファイル化の現状(深堀)
HE-PHOTO-99-23 : 12-C 光核反応データファイルのフォーマットチェック(真木)
HE-PHOTO-99-24 : 56-Fe 光核反応データファイルのフォーマットチェック(真木)
HE-PHOTO-99-25 : 182-W 光核反応データファイルのフォーマットチェック(真木)
議事 :
1.前回議事録確認
前回会合の議事録確認を行ない、一部語句を修正したのち承認された。
2.評価・ファイル化現状報告
(a) 村田委員が資料HE-PHOTO-99-18に基づき9-Be の光核反応で生成される7-Be
の核種生成断面積と放出粒子スペクトルについて報告した。
(b) 岸田委員が資料HE-PHOTO-99-19に基づき光核反応断面積評価・ファイル化
進行状況について報告した。
・29-,30-Si, 51-V, 54-,56-Fe, 58-Ni, 63-,65-Cu, 64-Zn, 90-Zr, 93-Nb,
160-Gd, 206-,207-,208-Pbのファイル化を完了した。
・IAEAに送付したファイル(29-,30-Si, 54-,56-Fe, 58-Ni, 65-Cu, 64-Zn,
93-Nb)の問題点の修正を行った
・井口旧委員の206-,207-,208-Pbの評価のうち206-,207-PbはLivermoreの
測定値をもとに評価値を決めていたので、IAEA/CRPの提案を取り入れて
GDR断面積を1.17倍して再評価した。
3.評価関連事項
(a) 岸田委員が資料HE-PHOTO-99-20に基づき光核反応断面積ファイルのMF1に
つき56-Feを例に説明を行った。
(b) 岸田委員が資料HE-PHOTO-99-21に基づき光核反応断面積ファイル報告書の
中重核評価手法原稿案につき説明を行った。
(c) 深堀委員配布の資料HE-PHOTO-99-22に基づきJENDL Photonuclear Data
Fileファイル化の現状の確認を行った。
(d) 真木委員配布の資料HE-PHOTO-99-23,24,25に基づき12-C, 56-Fe, 18-2Wの
ファイルフォーマットの問題点について確認を行った。
4.その他
(a) 来年度の活動計画につき議論を行った。
2, 3 回の会合を開催し、光核反応断面積ファイルの公開と報告書作成を
進めることにしたい。
5.次回予定
(a) 次回は平成12 年6 月以降に原研本部で開催予定。
(b) 主な内容は、
i. 一般連絡事項
ii. 評価・ファイル化現状報告
iii. その他