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各位

先日の5月11日の運営委員会で承認された
平成11年度第4回運営委員会の議事録をお送りします。

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シグマ委員会平成 11 年度第4回運営委員会議事録

日時:2000 年 3 月 21 日(火)13:30 〜 17:30
場所:霞山会館「うめ」
出席者:吉田(武蔵工大、主査)、井頭(東工大)、北沢(防衛大)、岡本(日大)、
    瑞慶覧(日立)、石川(サイクル機構)、山野(住原工)、長谷川(原研)
幹事:中川(原研)、片倉(原研)
オブザーバー:喜多尾(データ工学)、更田(環境科学研)、松延(データ工学)、
河野(九大)、
       柴田(原研)、深堀(原研)

配付資料
1.平成 11 年度第3回運営委員会議事録(案)
2.高エネルギー核データ評価 WG 平成 11 年度活動報告・12 年度活動計画
3.共分散評価 WG 平成 11 年度活動報告
4.評価計算支援システム WG 平成 11 年度活動報告・12 年度活動計画
5.荷電粒子核データ WG 平成 11 年度活動報告及び12 年度活動計画
6.遅発中性子ワーキンググループ平成 11 年度活動報告・12 年度計画
7.中重核評価 WG 平成 11 年度活動報告・12 年度活動計画
8.重核評価 WG 平成 11 年度活動報告および来年度活動計画
9.ENSDF グループ活動報告
10.平成 11 年度活動報告 核データニュース編集委員会及び CINDA グループ
11.12 年度シグマ特別専門委員/シグマ研究委員会本委員
12.「科学と技術のための核データ国際会議」ND2001 準備状況
13.OECD/NEA 新 WPEC(核データ評価国際協力)ワーキング・パーティー
   サブグループ活動テーマの募集について
14.核データ評価国際協力(WPEC)の成果と今後の展望
15.中高エネルギー核データ積分テスト WG の提案

議事
I.議事録確認
 1.前回議事録確認
   配付資料1の(案)に以下の修正を行った後承認された。
   P2 20 行「ポスター発表賞を設けたが、」→ 「ポスター発表賞を設け好評で
あったが、」

II.審議事項
 1.核データ専門部会各 WG の平成 11 年度活動報告と平成 12 年度計画
  �� 高エネルギー核データ評価 WG
   深堀専門委員が配付資料2に基づき説明した。11年度は、全体会合1回の他
、高エネルギーファイル
  作成 SWG が3回、光核反応ファイル作成 SWG が4回、高エネルギー放射化断面
積検討 SWG が1回、
  それぞれ会合を持ち、評価を進めた。12年度は、光核反応データファイル SWG
、IFMIF 用
  中性子ファイル SWG 及びPKA/KERMA ファイル SWG については、処理及びファイ
ル化終了後報告書を
  作成する。後者の2つの SWG については活動を終了する。高エネルギーファイ
ル SWG については、
  ファイル化に必要なコード群の整備を進めるとともに、JAERI-KEK 統合計画に合
わせ、ファイルの公開を
  努力目標とする。また、微分データのレビューの方法を検討するため、短期の
SWG を設置する。
  光核反応データファイル、IFMIF 用ファイルの公開時期について議論があったが
、5〜6月を目処に
  公開できる様にする意向である。

  �� 共分散評価 WG
   柴田専門委員が配付資料3に基づき説明した。11年度は、U-233 の
JENDL-3.2 ベースの共分散ファイルを
  完成させ、昨年度までの成果と合わせると合計14核種について共分散ファイル
を作成した。また、
  前年度までに整備した共分散を改訂した。11年度で共分散評価法の検討及びツ
ールの開発は
  ほぼ終了したので、グループを解散する予定である。来年度中に報告書を作成す
る。
  完成した14核種の共分散ファイルの公開について議論があったが、どのような
形で公開するかは、
  今後検討する。

  �� 評価計算支援システム WG
   深堀専門委員が配付資料4に基づき説明した。光学ポテンシャル、準位密度、
γ線強度関数、核分裂反応に
  関する検討を行った。統合核データ評価システムの現状の確認及び今後の課題を
検討した。今後、
  統合核データ評価システムについては GS8300 上のシステムをまとめてレポー
トを作成すると
  ともに UNIX 版を作成しインターネット対応を図る予定である。

  �� 荷電粒子核データ WG
   松延専門委員が配付資料5に基づき説明した。32核種について断面積、角度
分布、2次中性子
  スペクトル、Thick Target Yield  について評価を進めている。9月頃を目処に
評価を進め、データの格納を
  行う。報告書を10月頃まで作成する。今年度で終了予定であったが、後2回程
会合を持ちたいので、
  1年間延長したい。
   議論の結果、1年間の延長を了承された。
 
  �� 遅発中性子 WG
   吉田委員が配付資料6に基づき説明した。主要3核種(235U、238U、239Pu)
について6群時定数セットを
  設定し検討した。ペリオド実験解析からはこの6群時定数セットを支持する結果
が得られている。今後
  軽水炉系を含め nd 値を検討するとともに、6群時定数セットの検討を詰め
JENDL-3.3 用に
  遅発中性子データを推奨する。このため、当 WG をあと1年継続したい。
   議論の結果、nd 値の誤差ファイルや主要3核種以外の評価は重核評価 WG で
継承することとなった。
   また、1年延長については了承された。

  �� 中重核評価 WG
   柴田専門委員が配付資料7に基づき説明した。JENDL-3.3 のために 23Na 等の
評価を進め、一部ファイル化も
  終了した。12年度は共分散(誤差)データの評価を行う予定である。ベンチマ
ークテストの結果を受けて、
  必要ならばデータの改訂を行う。
  なお、Shielding 積分テスト WG から積分テストを出来るだけ早くやりたいので
ファイル化を出来るだけ
  早くして欲しいとの要望が出された。

  �� 重核評価 WG
   河野専門委員が配付資料8に基づき説明した。233U、235U、238U、239Pu、
240Pu、241Pu について
  核分裂断面積の同時評価を新たにやり直す等、JENDL-3.3 のための評価を進めた
。断面積データに関しては
  ほぼ作業が終了しているが、共分散データの評価作業等が残っているため WG 活
動を1年延長する。
   なお、終了する共分散 WG のメンバーであった石川氏(サイクル機構)に当
WG の参加を要請し、
  承諾を得ている。
   議論の結果、1年間の延長は了承された。

 2.常置グループの平成11年度活動報告と平成12年度計画
  �� ENSDF グループ
   喜多尾専門委員が配付資料9に基づき説明した。平成11年度に A=119、A=121
、A=125 の評価が
  終了し、BNL に送付した。なお、A=119 及び A=125 については Nuclear Data
Sheets  誌で
  出版された。12 年度も引き続き日本の分担の A=118 〜 129 の評価を進める。
また、NSR ファイルへの入力、
  ユーザー向けデータの編集等を継続して進める。
   なお、核図表については、無償配付ではなく、お金を取って売ったらどうかと
いう意見もあるので
  今後どうするか検討して欲しいとの意見が出された。

  �� JENDL 編集グループ
   柴田専門委員が口頭で説明した。平成11年度には会合を1回持ち、JENDL-
3.3 のためのファイル編集、
  レビューを実施した。

  �� 核データニュース編集委員会及び CINDA グループ
   中川幹事が配付資料10に基づき説明した。
  核データニュースについては、11年度には、No.63、No.64、No.65    の3号
を発行した。12年度も
  3回発行する予定である。CINDA グループについては、11年度は 137 エント
リーを NEA データバンクに
  送付した。
   核データニュースについては、台湾、韓国や中国からもリクエストがあれば送
るようにした方がよいとの
  意見があり、そのようにしているとの返答があった。

 3.12年度本委員について
  配付資料11に基づき中川幹事が説明した。退任、新任は以下のとおりである。
   退任
    中嶋龍三(法政大)、神田幸則(大分高専)、川村孝弌(核融合科研)、天
道芳彦(理研)
   新任
    金井達明(放医研)、難波忠清(核融合科研)

  なお、新任については、谷畑勇夫氏(理研)、久保野茂氏(東大)への推薦があ
り、事務局で
 依頼することとなった。

 4.その他 
  山野委員より「中高エネルギー核データ積分テスト WG 」設置の提案(資料15
)があり、議論の結果、
 了承された。

III.報告事項
 1.2001 年核データ国際会議準備状況
  長谷川委員が配付資料12に基づき準備状況について報告した。
 組織委員会、プログラム部会、企画運営部会を開催し、開催日時、場所、運営体制
、会議トピックス等大枠を
 決定した。今後、参加費の決定、Call for Paper の作成・配付、国際諮問委員会
、プログラム部会合同会合の
 開催等を行っていく。

 2.OECD/NEA 新 WPEC ワーキング・パーティーサブグループ活動テーマの募集に
ついて
  長谷川委員が配付資料13及び14に基づき、標記テーマの募集について説明し
た。
 これまで活動してきた WPEC (Working Party on Evaluation Cooperation)  と
WPMA (Working Party on  
 Measurements Activity) の2つのワーキング・パーティが統合され、新たなワー
キング・パーティ(新 WPEC)
 として再発足することとなった。これまで活動してきたサブワーキンググループの
テーマはほとんどが
 終了したので、新たなテーマを起こす良い機会となっている。この機会に日本から
のテーマを募集するので
 提案していただきたい。

 3.原子力学会「核データ部会」設立のその後
  井頭委員が「核データ部会」設立経緯について説明した。3月8日の企画委員会
で竹田理事に提案して
 いただいた。来る3月23日の理事会で承認される予定である。また、学会誌の3
月号に部会員募集の知らせが
 載り、愛媛の春の大会3日目に設立総会を開催する予定となっている。

 4.その他
  井頭委員が筑波で開催された「統合計画に関するワークショップ」について報告
した。核物理の関係者も
 統合計画で必要とされている核データに関心を持っている。High Priority
Request List で要求されている
 データを測定してもらうようアナウンスしたらどうか。
 High Priority Request List については深堀氏が対応し、リストを井頭氏へ送る
こととなった。

IV.その他
 1.確認事項
  1)宿題事項の確認
    特になし
  2)次回日程
    5月10日(水)又は5月11日(木)
    議題:炉定数専門部会と核燃料サイクル専門部会の WG 活動報告と計画
       本委員会への対応
       その他