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中重核評価WG会合議事録(案)
日時:平成12年8月29日(火) 13:30-16:00
場所:原研本部第2会議室
出席者:浅見 哲夫(データ工)、渡部 隆(川重)、井頭 政之(東工大)、
山室 信弘(東工大)、播磨 良子(CRC)、渡辺 幸信(九大)、
柴田 恵一(原研)
配布資料
MHN-00-06 Na-23核データの評価 (柴田)
MHN-00-07 Al、Siの断面積図(山室)
MHN-00-08 Nb再評価作業の進捗状況(8)(渡辺)
MHN-00-09 V、CoのCovariance Matrix評価-1(渡部)
議事
1. 議事録確認
前回議事録の1頁下から4行目のSICROSをSINCROSに修正した後、承認した。
2. Na-23の評価
柴田委員より配布資料MHN-00-06に基づき説明があった。共鳴パラメータ及
び全断面積はJENDL-3.2のままとし、他の反応断面積、角度分布、エネルギー分布
はすべてTNGコードで計算した。但し、非弾性散乱断面積については、Geelの測
定値等を考慮し、計算値を修正した。コメントファイルも含めて(共分散は除く)、
ファイル化は終了しており、データファイルはベンチマークテストに提供される予
定である。
3. Al、Siの評価
山室委員より幾つかの反応断面積の計算結果が示された(MHN-00-02)。Si-29と
Si-30の(n,p)反応断面積の図に同じ測定値がプロットされているので、確認すること
になった。評価結果は、柴田委員によりJENDL-3.2の修正に用いられる。
4. Nb-93の評価
渡辺委員より評価のまとめの説明(MHN-00-08)があった。また、コメントファイ
ルの原案が示され、了承された。なお、コメントファイルは出来るだけ大文字だけ
の文章は避けることになった。
5. Erの評価
井頭委員より進捗状況の説明があった。abundannceの小さい2同位体の評価を現
在、行っている。その他の同位体については、評価は終了している。
6. V、Coの共分散評価
渡部委員よりGMAを使った全断面積共分散の結果が示された。議論の結果、全
断面積、捕獲断面積は70群程度の群構造で低エネルギーから20MeVまで共分散を
求めることになった。なお、共分散は基本的に全ての断面積に対して与えるものと
した。
次回会合
11月28日(火) 東工大原子炉研にて
Action List
1. 評価担当者:コメントファイル及びレポートの作成。