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の議事録をお送りいたします。
原田康雄@昭和大学
[Minutes of the Medical Use Group]
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開催日時:平成14年11月11日(月)13:00〜17:30
松藤成弘(放医研)
招待講演者:森林健悟(原研関西研究所光量子科学研究センター)
オブザーバ:岡本浩一(日大)
1.報告事項(古林委員報告)
1.1 今年から導入されたシグマ委員会委員の年齢制限(70歳以下)によって、当初予定されて
いた岡本浩一先生が委員から外れ、今後はオブザーバとして参加して戴くこととなった。
1.2 本WG委員間でe-mailによって検討した次期JENDLへの要望書を、医学用原子分子・原子核
データWGからの提案として送付した。
1.3 物理学会のシンポジウム「医療に関わる原子分子過程」(仮題)への協力依頼が日本原子
力研究所関西研究所光量子科学研究センターの森林健悟氏(本日の招待講演者)からあっ
た。本会合で討議し結論を出すこととして進めてきた。
ータ」について報告した。その席で次回(12.19予定)の同委員会での「放射性医薬品製造」
に関する講演者の推薦をWGとして依頼された。
2.前回議事録の承認
(http://wwwndc.tokai.jaeri.go.jp/JNDC/JNDCmail/JNDCmail.900.html#JNDCmail-Topに掲載)
3.招待講演
要は、超高出力レーザを用いてガス中に高密度の内殻多価電離イオンを生成し、X線レーザを
誘導放出させるというアイディアを、2つの具体的なケースについて、それらの原子過程をシ
ミュレーションで解いたものである。内殻電離に関わるさまざまな原子過程の解析技術によっ
て医学・生物応用に必要な原子分子データが整備され、また医学・生物分野で望ましいX線レ
ーザ線源の開発に繋がることが期待される内容であった。
4.討議事項
4.1 本WGの活動報告書の作成
議論の結果JAERI-Reviewとする方向で進めることになった。執筆予定者には、今年および昨年
の委員12人全員(伊藤、今堀、岩波、上原、遠藤、岡本、尾川、加藤、古林、原田、松藤、山
口)の執筆を予定する。執筆内容は、委員各人の専門分野について原子分子核データの観点か
ら経過、現状、将来の展望などを含ませた報告とする。付録として過去3年間について、議事
録、核データニュースなどへの投稿文など本WGに関係する記事を再掲載する。
執筆予定者にe-mailで配布し、それに従って作成した原稿を第二回会合に持ち寄る。なお、最
終稿の集計の目標を平成15年2月末に設定し、山口、遠藤委員宛に送付する。
4.2 物理学会のシンポジウム (2003.3.29/30予定)への対応
のシンポジウムの主旨は以下の通りである。
イオン)と分子との衝突などの原子分子過程が重要になると考えられている。これらの過程は
非常に多くあり、非常に複雑なので医学と原子分子の専門家が協力して研究することが望まれ
る。そこで、このシンポジウムでは、医学と原子分子の専門家が集まり、医学でどのような原
子分子過程が重要なのか議論すると共に今後の研究協力への橋懸かりになることを目的とする。
4.3 次年度の計画
4.4 講演者の推薦
川委員に要請することとなった。
4.5 その他
[以上]