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シグマ研究委員会 核データ専門部会
荷電粒子核データWG 平成 13 年度 第 1 回会合 議事録 (案)
日 時: 平成 14 年 3 月 4 日 (月) 13:30 〜 16:00
場 所: 東京工業大学 原子炉工学研究所 2号館6階 会議室
出席者: 五十嵐(新技術)、北沢(防衛大)、柴田(原研)、松延(データ工学)
配布資料 :
前回議事録(案)
CP-01-01 データファイル 一覧 (柴田)
CP-01-02 Evaluation of the Nuclear Data on (α,n) Reaction for F-19,
Na-23, and Medium Heavy Nuclides : H.Matsunobu and N.Yamamuro
(松延)
議 事
1.前回議事録の確認
前回会合の議事録(案)が承認された。
2.評価データ格納状況
柴田委員より配布資料 CP-01-01 に基き、現在までに核データセンターに提出
された評価結果に就て報告があった。この資料によれば、評価核種はLi-6 から
Cu-65 迄の 29 核種 (Si-28,-29,-30 が未完)で、評価された Quantity は(a,n)
反応 (MT=4, 50,51,...,91), (a,2n) 反応 (MT=16), (a,an)反応 (MT=22), 及び
(a,pn) 反応 (MT=28) であるが、これらの Quantity は核種によって多少異なっ
ている.又、中性子スペクトルに関してはは、 Li-6 から O-18 迄の軽核では
MT=4 以外には MT=16 が 2 核種、 MT=22 が 9 核種, MT=28 が 5 核種, に就て
評価が行われているが、Al-27 から Cu-65 迄の中重核では MT=91 が全核種、MT=
16 が 13 核種、 MT=22 が 3 核種、 MT=28 が 8 核種、 に就て評価されており、MT
=4 に関する評価は含まれていない。
3 作業進捗状況報告
(1) 松延委員より F-19 と Na-23 の中性子スペクトルの評価結果が未納となってい
るが、これは早急に作業結果をまとめて提出する予定であるとの報告があった。
(2) 北沢委員より大学の方の仕事が多忙の為、Si-28,-29,-30 の評価は進んでいな
い。出来れば Si の評価はこのWGの作業からはずして貰いたいが、今更そうも
言えないので、今年もう一年、出来るだけの努力はしてみる積りであるとの報告
があった。
4 報告書の作成に就て
評価結果が全部出揃い、格納された後、報告書を作成する事になるが、どのよう
な形式にするか に就て検討した。その結果、JAERI-Research にするのが妥当であ
るとの結論が出たが、村田委員と山室委員が欠席の為、両委員には電話連絡によっ
て意見を聞く事にした。尚、報告書の作成は一応、本年末を目標とする事にした。
山室委員が担当された Al-27 から Cu-65 迄の 16 核種の評価結果はフロッピー
ディスクの形で核データセンターに格納されており、報告書作成作業に直接関与す
るのは辞退したいとの意向であったので、この 16 核種に関する報告書は、松延委
員が山室委員と連絡を取りながら代行する事になった。
5 本WGの終結.解散
本WGは再スタートから10年余の期間に亘って評価作業を続けて来たが、本日を
以って終結.解散する事になった。上記の如く、未だ残っている作業があるが、こ
れらは担当する各委員が互いに E-mail 又は電話で連絡を取りながら進める事にし
た。